天からの贈り物
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/11/27 04:38:09
シンガーソングライターの宿命
私が歌を作る時・・・必ずどこにいても天から言葉ががふっと頭の中に降りてくる。
起きている時でも、寝ているときでも・・・
すーっと頭の中に言葉が降りてくる。
寝ているときは、あわてて頭の横においてあるメモ帳にその言葉を書きとめて・・・
道を歩いている時は、「忘れるな、忘れるな」・・・と思いながら言葉をかみ締めながら家路に向かう。
その間に次々と言葉が降りてきて、帰るや否や手帳に書きとめて・・・
その言葉は、常に断片的に・・・
その後、言葉をつなぎ合わせて歌詞を作っていきます。
そして、その歌詞にふさわしい曲が又自然と脳裏をかすみ・・・
コードとして、書き留めて。
Aフレーズ、Bフレーズ、サビ・・・そして、エピローグ・・・
時には、二番目にはAフレーズ、BフレーズそしてCフレーズと・・・
明るい詞の時には、メジャーで・・・悲しい詞の時には当然としてマイナーに・・・
時々、悲しい曲でもフレーズの一部にメジャーが入り・・・
そして、詞を今度は曲に合わせて振り分けていく。
この詩は、一番に この言葉は二番にへと・・・
足りない時には、言葉を頭の中から引っ張り出して・・・
「作詞」と「作詩」の違いは、ここにあると私は思います。
以前に、「作詞」したものを「作詩」として書き直した時に、大変な作業になった事がありました。
歌として作った「詞」は、「詩」とはまた別なものとなるのです。
どちらかと言えば、「詩」から「詞」へと書きなおすほうが私にとっては比較的楽な作業なのです。
「作業」と言ってしまうと、あまりにも機械的なものに聞こえてしまうかもしれませんが、それは決して機械的ではありません。
そして、「シンガーソングライター」はほとんどが日常的に自分に起きた事・・・
また、その時、その時の出来事を自然に歌詞へと導いていくもの・・・
そのため・・・行き詰る時が多いのです。
実際に自分に色々と起きている時には、次々と詞が降りてきますが、息つく間もなく忙しくなっている時には、詞の神様が天から降りてこなくなってしまいます。
だから、よくプロの「シンガーソングライター」の人達が、しばらく活動を中止
するものその為だと私は思うのです。
日常生活に戻り・・・またその中で様々な経験や新しいものを発見するために・・・
それが「シンガーソングライター」の宿命とも言われるものだと、私自身も思っています。
作詞家と作曲家が違う時、先に作詞があってそれ作曲家が曲をつける。
また、先に作曲があってその曲のイメージに合わせて詞を作る・・・
で・・・歌い手までが違ってくると・・・
どうなのでしょうね・・・
後から、作曲する人は恐らく別の人が作った詞をどういう思いでその詞を書いたのか・・・
それをイメージしながら曲を作ってくれれば良いのですが、それが作詞した人の意に反した時に、全く違う曲が生まれてしまう。
時には、それが新鮮なものになるかもしれません。
実際に、私自身も曲が自分の域を超えられず長男に作曲を頼んだ事もありました。
同じ詞なのに、最初に私が作った歌とは全く違うものが出来上がりました。
「詞」にも、その人の性格や日常生活が現れます。
そして「曲」には、その人の性格が現れてきます。
そう考えると面白いものですね・・・音楽は・・・
ただ・・・私は、その人自身がなににもとらわれずに素直に表現され、出来上がった歌が、たとえ幸せな歌であっても、悲しい歌であっても大好きです。
コメント ありがとうございます。
見和さんも部活、軽音なんですね。
何の楽器担当なんですか?
頑張って・・・いい歌作ってくださいね。
コメント ありがとうございます。
夢を捨てずに、いい歌が作れるよう頑張りますね。
これからも頑張ってください!!!
訪問感謝ですw
stpお届けですw