プリティが多すぎる
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/11/26 22:34:32
大崎梢さんという方の作品です。
大手出版社の新米社員の新見くん、自分で小説の編集者になって小説を出版したいと夢をもっているのになんと配属先は中学生対象のファッション誌「ピピン」。
オトナのファッション誌ならまだなんとか頑張ろうという気持ちになれるけど、フリルひらひら、パステルピンク、リボン、ハート、などプリティなものに囲まれてどうしていいかわからなくなります。
おまけにモデルも12~15歳の女の子、20代の新見くんには何を考えてるかなんてサッパリわからない人種です。
なんとか仕事はこなすものの、いやいややっている仕事はどこかでミスしたりがつきものです。
子供だと思ってた女の子たちの方がしっかりしていて、仕事を教えられ、今までと仕事に対する取り組み方も変わってきます。
文章はとてもかわいいのですが、12歳でももう女性なんだなあとオトナの思惑や裏取引などもちゃんと了解してそれでもきちんとプロ意識をもっている。
これを読むとオンナの子の雑誌に対する見方が変わりました。
あぁ!多絵ちゃんですね^^
あの子はしっかりしているのに不器用っていう良いキャラですよね。
書店員シリーズの続きがもっと読みたいです^^
大崎さんの作品ほのぼのしていいですね。
日常の謎をとくアルバイトの女の子が好きです。
大崎さんの書店シリーズとつながっているところがあります。
大崎さんの世界は本でつながっているのですね。
大崎梢さんの作品ですね!
図書館でまた探して見ます★
今、書店員シリーズを読み返しているのでそれが終わり次第ですが
最近のはあまり読んでいません(^_^;)