「きちんと、研究して、異次元の結果を出して、みんなの参考になるように研究結果を公表して、ニコッとゲーム界の神様と呼ばせてください（●＾o＾●）」みたいにけしかける人がいるので書いてしまいます（⌒∇⌒;）　あ、神様は目指していません（ぉぃ


　ドーナツ返しには幾つかの大きな特徴があります。

（１）同じ所を２回クリックすると元に戻る。つまり、クリックしないのと同じ。
　偶数回クリックするのは０回と同じ。奇数回クリックすると１回と同じ。なので間違えたと思ったら、もう１回クリックするだけで元に戻ります。

（２）たとえば、２か所クリックする必要がある時、クリックする順番に関係なく結果は同じです。ただし、途中で全部の色が揃うとそこでゲーム終了になりますが（⌒∇⌒;）

（３）以上のことから、問題を、クリックすべきドーナツの場所で考えると、各場所についてクリックするか否かの２通りで、全部で９か所なので、たかだか2^9=512通りしかありません。
　なので簡単に、すべての問題のリストとその解法の表を作ることができ、攻略とはその表を調べるだけ、というもの凄く退屈な作業になってしまいます。

　※この場合は、すべての手順を網羅し、その結果の表を作り、結果の表＝問題を検索して、元の手順を得るという作業になります）
　これはゲームの解法を考える側としては、力業であって、頭を使っていないので、たとえば４×４とかになった時に対処できるような、もっとスマートな、与えられた盤面から解法を導けないか、と考えてしまいます。と、そこで次の特徴が手掛かりとなります。

（４）各手順は順番が関係ないので、単純に加えることができます。
　❶だけを裏返す手順と、❷だけを裏返す手順を加えると、❶と❷だけを裏返す手順になります。
　ですから、❶～❾のそれぞれだけを裏返す方法さえ分かれば、あとは単純に加算するだけです。ただし、何度も何度も同じ所をクリックすることになるので、あらかじめ、２回で０に考え直すと手間が省けます。
　これで、あらかじめ一覧表など作っておかなくても、❶～❾の各ドーナツだけを裏返す手順さえあれば、与えられた問題からすぐに解法を得ることができます。これは人間がすると結構大変ですが、コンピューターですると一瞬で終わってしまいます。これだと、４×４とかになっても応用が効きます。

　ゲームの解法を考える側としては、かなり拍子抜けするような、単純な解決なのでした。


　以上から、ドーナツ返しは、完全に解けてしまっている問題であって、「ドーナツ返しの攻略法」は、プレイする人間にとって、どの程度まで便利にするか、不便にするか、くらいの問題です。

　人間がナマでする時には、ある程度パターンを覚えておいてゲームをすることになりますが、パソコンを使えば、一瞬で解法を出すことが簡単にできるゲームで、それをしてしまうと、ゲームで遊ぶのではなくて、入力して操作するだけの退屈な作業になります。

　「クローリアン」が最善手順を発見してしまったあとは、単なる記憶と再現の作業になってしまうのと同じようなもので、面白さが無くなってしまうのです。

　なので私は、ソフトなどには頼らずある程度不便をかこちながら、少しだけ便利になる程度の「解法」を提示するに止どめたいと思います（すでに全パターンの解法リストを最初に作成したのですが、ゲームするに当たっては使いません。）


　さて、ということでナマで楽しみながらゲームを解くには、基本的な幾つかのパターンを覚えて、そのパターンに持ち込めるまで、適当にクリックするなり、手順を重ねて行くなりします。
　手順を一つ余分に覚えるごとに、解くまでの手間が少なくなっていきます。理論的には最大でも８手で解けるわけですが、それを表引きやコンピューターでの計算でなく、人間がナマでやるところに面白味があるわけですね～～（⌒∇⌒;）

　で、そのために役に立ちそうなパターンの手順は一つ前のブログに書きました。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=288939&aid=45850329

　あと、上の（４）についてはもう少し説明しておきます。
❶だけを裏返す手順は、一つ前のブログ（早見表で）

❶②③　囮囗囮
④⑤⑥　囗囗囮
⑦⑧⑨　囮囮囗

となっています。

今目の前には、❶と❸だけを裏返せばいい状態になっているとします。❶と❸を裏返す手順を❶だけを裏返す手順と❸だけを裏返す手順とを加えたものとして作ってみます。

❸だけを裏返す手順は上の手順を左右逆にした手順ですから
①②❸　囮囗囮
④⑤⑥　囮囗囗
⑦⑧⑨　囗囮囮

です。この二つを重ね合わせると、❶と❸だけを裏返す手順が得られます。

囮の場所を裏返すのですが、もう１回囮で裏返せば、何もしないのと同じですから、
囮と囮を重ねると囗
囮と囗を重ねると囮
囗と囮を重ねると囮
囗と囗を重ねると囗
なので

囮囗囮＋囮囗囮　＝囗囗囗
囗囗囮＋囮囗囗　＝囮囗囮
囮囮囗＋囗囮囮　＝囮囗囮

となることが分かります。
　一つ前のブログでは
❶②❸
④⑤⑥
⑦⑧⑨
の手順も書いてありますが、もちろん、結果は一致しています（⌒∇⌒;）


　まぁ単純に両方の手順を続けて実行するだけでもいいのですが、そうすると１０回クリックすることになりますが、先にこうやって２回実行するところを何もしないようにすると４回に手間が省けるということになります。

　

　とこういうわけで、どんな盤面でも、幾つかの基本操作を覚えておけばその組み合わせで解けてしまいます。

　このゲームは、どれくらい「便利」な手順を覚えていて活用できるか、みたいなゲームということになります。

　前の早見表に上げたパターンとは別に、色々と覚えやすいパターンもありますから、自分なりのパターンを準備していけばいいのではないかと思います。

❶②❸　囮囗囮
❹⑤❻　囮囗囮
⑦⑧⑨　囗囗囗

と

❶②❸　囗囗囗
④⑤⑥　囮囗囮
⑦⑧⑨　囮囗囮

をペアで覚えるとか工夫は色々～～（⌒∇⌒）

　私は、
❶②③　囗囗囮
❹❺❻　囮囮囮
⑦⑧❾　囮囗囗

　というのを見つけて、印象深いので覚えてしまったので使ってます（⌒∇⌒;）

　ではでは、楽しいドーナツ返しゲームライフを～～♫

　くれぐれも、退屈なマニュアル引き操作や単純なソフト操作になりませんように(-人-)