魔法のドラゴン パフ
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/07/16 23:58:52
9冊目の洋書。衝動買いの絵本。
”Puff, the Magic Dragon (Book&CD)” 作:Peter Yarrow,Lenny Lipton 絵:Eric Puybaret
ピーター・ポール&マリー(PPM)
「パフ・ザ・マジックドラゴン」(作詞・作曲:Peter Yarrow,Lenny Lipton)の歌詞に
フランス人イラストレーター エリック・ピゥィーバーレイが絵をつけたものです。
歌(CD)付き。
パフの歌が大好きだったので、アマゾンでたまたま見かけて衝動買いしてしまいました。
届いて本を開いてみると、あまり好みの絵ではなくて失敗だったかもと少し後悔したんですが、
CDでパフの歌を聴きながらページをめくるうちに、
やさしく温かい絵柄に愛着が出てきて、後悔は消えました。
ホナリーに住む魔法のドラゴン パフと、パフのところに遊びにくる男の子 ジャッキー・ペーパー。
パフはいつまでも変わらないのに、人間の子供のジャッキーは大人になっていきます。
ある暗い夜にジャッキーが遊びに来なくなってしまい、パフは悲しみにくれます。
その後、歌詞は”パフ・ザ・マジックドラゴン♪~”が繰り返されて終わるんですが、
ページをめくると”絵”の物語は続いていました。
”Puff, the magic dragon, lived by the sea
And frolicked in the autumn mist in a land called Honalee.”
ジャッキーによく似た小さな女の子がホナリーにやってきます。次のページには、
”Puff, the magic dragon, lived by the sea
And frolicked in the autumn mist in a land called Honalee.”
パフに手を伸ばす女の子と、その向こうには彼女を見守る男の人の姿が。彼は、ジャッキー?
パフと女の子の次の物語が始まりました。
涙が出てしまいました。
のぞいてるジャッキーお父さん、変質者みたいに見えるんですが。それはおいておいて(笑)
イラストレーターが勝手に絵をつけたわけではなくて、
これはPeter Yarrowさんの想いでもあることが、彼のあとがきからわかります。
Lenny Liptonさんのあとがきもあるんですが、ちょっと文章が難しくて放棄してしまいました…。
並んでいる二つのあとがきの間にある越えられない壁は、文法?
なんとなく、書いてあることは想像つくんですけどね。
CDのパフの歌は、PPMのPeter Yarrowさんが、彼の娘さんとデュエットしていて、
そっと語りかけるように歌っています。
「パフ」と歌うときのささやくような感じがやさしくて、とても好きです。
寝る前に、パフの歌を聞きながら絵本のページをめくれば、きっと夢の中でパフといっしょに遊べます。
日本語版も出ていて、訳はさだまさし。歌は歌っていないのかな?
日本語版も洋書と同じCDが付いているみたいです。
ひとりぼっちで永遠に変わらず生き続けるなんて、悲しすぎますよね。
男の子が来なくなるところまでしか知らなくって、理不尽だとぶうぶう言っていました。
主食:お姫様、な竜意外は幸せになるべきだ〜! ぶぅぶぅw
パフの日本語の歌詞は、いくつかあるみたいです。
日本語だけど「母さんといっしょ」で歌ってたよね^^
日本語版 見てみようかな・・・