さてと、
リューデスハイムに到着したところからですね。

リューデスハイムは、ツアーの目的の１つであるラインクルーズのスタート地点なんですね。

ライン川は、源流はスイスアルプスで、北海にそそぐ、全長１３２０Kmの川で、川に沿って、古城が点在しています。

私たちのツアーのグループが、船に一番で乗り込みました。

当然、船内の一番いい席を確保しました。テーブルは１０人ほどのいすがあり、船の前方に面していて、行く先の先頭のデッキの一番近いところでした。

すっかり打ち解けたツアーの人とさっそくビールで乾杯し、次はホットワインを注文しました。

もう、楽しい気分でいっぱいでした。

外のデッキからは、古城が次から次と望めました。

１番目は、ネズミの塔と呼ばれる、１３世紀に中州に建てられた、見張り用の塔が
現れます。
敵をネズミと言ったんですね。
次は、エーレンフェルス城が、右岸に見えてきます。
マインツの大司教が１３世紀に、税関用に建てた城なんですね。

それから、下って、左岸に１１世紀に建てられたラインシュタイン城は、ライン下りの中でも一番美しいといわれる税関用のお城です。

ライヒェンシュタイン城は、１１世紀に建てられ、１３世紀に、ハプスブルグ伯によって、盗賊団が使っていたため取り壊されることになったのです。

同じく近くに、ゾーネック城も盗賊団が支配していたため、はプスブルグ伯によって取り壊されたが、何度も再建された。

それから、シュターレック城が見えます。この地域の豪族であったインターフェン家の居城です。

下って、ブファルツ城が右岸に見えます。ブファルツ選帝侯の税関用のお城です。
同じ右岸に、１１世に建てられたグーテンフェルス城が見えてきます。

少し下って、左岸に今もホテルで使われているシェーンブルグ城が見えてきます。

もう、ライン下りも終わりに近づいてきました。

ローレライの岩が右岸に見えてきました。
ライン川で一番川幅が狭くなっているところで、
昔、遭難事故が多かったことから、ローレライ伝説が生まれ、かの地の美しい女性が恋人だった船乗りに裏切られ、この淵に身を投げたことから、魔女となって、恋人に似た船乗りを見ると、川底に引きずり込んだという言い伝え。

ここを過ぎると、ツアーの終点のザンクトゴアに到着です。

川風は、少し冷たかったですが、小雨も上がり、気分は最高でした。


ザンクトゴアからバスに乗り、ケルンに向かいました。

距離にして１３５Km。

さてと、これぐらいにして、続きは、後日。