痔の手術(赤裸々注意)6
- カテゴリ:美容/健康
- 2012/11/06 21:53:39
着替えた後、先生の話を伺う。
手術は成功したが、私の場合、全部の痔は取れなかったのだそうだ。
全部を取ると出口が細くなりすぎてしまうので、バランスを重視して取り除いていったとのこと。
知らなかったけど、取り除いたところは縫い縮まった状態になるのだろうか。
じゃあ残った分はこれからまた育っていくの?
と聞くと生活に気を付ければ大丈夫ですよ、と言われたけれど、今までだってそれなりに気を付けていたとは思うんだけど。
やはりもう少し早く病院の門をたたくべきだったか。
飲み薬を2種類と痛み止めの飲み薬5個、座薬の痛み止めを5個、それにネリプロクトという軟膏を1週間分処方された。
肛門には綿を詰められ、ガーゼで保護された状態だ。
痛い時は我慢せずに痛み止めを飲み、それでも効かない時は座薬を入れろという。
肛門の綿は絶対に引っ張って取らないように。
内部からの圧力で出すように。
ということは、便通か放屁でもしない限り痛み止めの座薬は使えないということか。
家にたどり着くまでは、ちょうど出産直後に歩いているような感じだった。
産後30分くらいの、まあ、歩こうと思えば歩けるよ、というやつ。
虫の知らせか、昨晩のうちに今日のおかずは作り置きしていた。
よし、ごはんさえ炊けば夕飯になる。
私は手術のことを家族に言っていなかった。
場所が場所だというのもあるし、日帰り手術なんて抜歯と似たようなものだろうと思っていたのだ。
だが、それは甘い。
抜歯の時だってそのあと数日は体調不良になったじゃないか。
身体にメスを入れるってのはこういうことだったのか。
1日2回までと言う痛み止めを飲んで、何とか寝ようと心掛ける。
座薬も併用可能だというが、座薬を入れるためには綿が邪魔だ。
残念ながら下半身に力が入らず小用にも困る状態の私に何かを出す力はない。
翌日あたり腹が張って何とかなるだろうと思っていたが、身体がビビッているらしく何も出ない。
軟膏は注入せず外に盛り付けるように言われているのでそれで滑りが良くならないかと思ったが、まず患部近くに触れることもできない。
というわけで最初の2日間は座薬なしで乗り切る羽目になった。
本当に日帰り手術をなめきっていたとしか思えないが、私は翌日から勤務があった。
引っ越し手伝いじゃない方なのでそれほど肉体労働はないが、掃除などはある。
しかも普段は自転車で15分の距離だが、手術後は自転車厳禁なのだそうだ。
特に最初の2日は絶対ダメ。
そういえば出産のとき自転車に乗って病院に行ったら進行が早くて大変だった。
自転車の振動は、下半身には本当に悪いものなのだろう。
だが、その日は豪雨だった。
歩くのはちょっとつらいと判断したのでバスを利用することにしたのだが、職場の近くまで行くバスは8時代に1本しかない。
他のバスは途中のバス停が終点だから、10分ほど歩かなくてはならないのだ。
だからたった1本のバスを狙って並んだというのに、5分遅れで来たのはその前のバス。
次のバスは40分遅れになるという。
雨の中、バス停からたった10分歩いただけで青色吐息。
自分の体調が思ったより悪いのだと悟った瞬間だった。
取り切れなかったっていやですよねー
続きは今日アップします^^
続きが気になるのです。