痔の手術(赤裸々注意)3
- カテゴリ:美容/健康
- 2012/10/28 23:02:07
だが、翌年は人間ドッグではなくただの健診だった。
しかも何かの手違いで、医師との話し合いもないまま終わってしまった。
次回を待つ。
翌年の人間ドッグでは自覚症状に「痔」と書いた。
そう書けば医師と話し合う時に手術とか検査について聞けると思ったのだ。
とりあえず何かとっかかりが欲しかった。
市販薬で痛みは抑えられるが、どう自己判断しても要手術の状態だとわかっていた。
いぼの一つが縦に裂けて外に飛び出すようになっていたのだ。
押し込もうとすると指が真っ赤になる。
月に1度くらい大出血するが、その時は生理よりも大量に出る。
そういう時には痛覚がないはずの下腹部が鈍く痛み、座薬を入れなければ夜中に痛みで飛び起きる羽目になる。
すでにあの作家と同じか超えているんじゃないか。
薬を塗るために中でぐるりと指を動かすと、頭の中に内部が立体で想像され、暗澹たる気持ちになったものだ。
マジまずい。
このまま放っておいてはマジまずい。
そうして挑んだ人間ドッグの医師との話し合いで「出血がひどいので痔の手術をしたい」と言うと、「肛門からの出血にはガンや腫瘍の可能性があるのでまず内視鏡検査を受けるべきだ。その紹介状を書こう」という。
血液検査の値は大丈夫なのだし、どう考えても痔からの出血もあるのだからと思いつつも順序があるなら仕方ない。
後日紹介状を頂き、総合病院に行き、内視鏡検査を受ける。
大腸の内視鏡検査の時には、大腸が空になってないといけない。
そのためには前日から食事制限がある。
野菜抜き、鶏肉以外の肉抜き、乳製品抜き、アルコール不可の食事を取り、数種のお通じの薬を飲む。
翌朝はスポーツドリンク味だという変な薬を2リットルも飲まねばならない。
冷やしたほうがましだというが、これがまずい。
何度もトイレに行くうち、大便はただの小便と同じような状態になる。
そして検査。
内視鏡を下から入れて行くのだ。
昔大腸潰瘍になった時に一度経験があるが、大腸にはカーブがあり、そこを通す時に内視鏡が引っかかるとすごく痛い。
昔は内視鏡自体も指くらいの太さがあったので、どうしてもカーブで曲がらず途中であきらめたものだが、今回は何度かぐりぐりしたり空気を入れたりしているうちうまくカーブを曲がれたらしく、大腸の始まりの所まで内部を見ることができた。
思った通り、腫瘍などない。
数千円飛んだだけだ。
しかも「ちょっと痔はあるけど、腫瘍はないから特別な治療はいらないね」だと。
痔の手術は!? と言おうとして、やめた。
腫瘍にしか興味がないなら、あまり痔の治療実績はないのかもしれない。
得意でない分野の治療を受けるのは、なんだかいやだ。
ということで次の週に某病院のレディース外来に行った。
とりあえずエンジンのかかっているうちに何とかしないと、また放置してしまうに決まっているからだ。
ここは前年子宮健診を受けたので知っていた。
先生は女性のみ。
院内のパンフレットに「肛門の病気など、女性ならではの悩みに対応します」と書いてあった。
ここはとある総合病院の下部組織で、その病院は人間ドッグを受けたのとは別の病院だ。
レディース外来の先生は、確かに女性だった。
内診はやはり恥ずかしかったが、男性相手よりは気楽だった。
だが、この外来ではやはり手術は扱ってなかった。
もっと軽傷相手の場所だったらしく、私が症状を赤裸々に言うと「私の手には負えないわ。ていうか、そんなの私わかんない」という顔をされた。
けどせめて病院の紹介くらいはしてくれるのだろうと思ったが
「ここからだと提携病院の紹介しかできないから、ネットなどで治療実績の多い病院を探して行くといいわ」と言われてしまった。
口を濁してはいるが、提携病院はあまり紹介したいような実績が無いらしい。
又か…。
自分の身だとついちょっとした事で面倒になっちゃって^^;
なんかいらいらしますね!なんでこんな回り道くねくね・・?
うちの近所にいい病院があるんですけど・・!