自作小説10月お題寄り道/ツメクサのネックレス
- カテゴリ:自作小説
- 2012/10/26 23:28:00
シロツメクサにアカツメクサをポイントに。
小学五年生のマイは独り言を言いながら、次々にツメクサを編んでいく。
”寄り道はするな”という親の小言はささやかな冒険心をくすぐり、マイは夢中になって「王女のネックレス」の作成に夢中になった。
気づいた時ー「王冠」になるはずのツメクサはぐったり、しおれ、あたりは闇の手がジワジワ彼女をを包み込もうと目論んでいた。
ハッと気づいたマイは、夜の闇を振り払いつつ、現実の我が家に走りだした。闇の手が彼女の足を何度かかすめたの感じ、一層彼女は全力で走った。
ツメクサの王冠が、ぐったりとしおれるのを感じながら、マイは走った。悲しかった。王国は崩れ去り、現実が恐怖とともにマイにまとわりついた。
電灯の灯った我が家に飛び込んで、マイはしおれた王冠を隠しながら、親の叱責にさらされていた。涙が床にシミを作った。同時に、握りしめた、しおれたツメクサからそっとマイに伝わった。
「また王冠は作れるさ」
「こんなにあたりが見えなくなるまで遊ぶのはダメって約束、何回目?」
お母さんが涙目で怒ってる。
「心配の…あま…りの…怒り…は…理解でき…」
根からマイが引きちぎったツメクサの振り絞る最期を手から感じながら、マイはこぼれる涙のまま、返事をした。
「もう暗くなるまで遊ばない」
そう言いながら、ツメクサの王冠がマイから離れていくのをマイは感じていた。
彼女は知らなかったが、大人への第一歩の階段を踏み出したのだ。ツメクサは二度とマイに語りかけることはなかった。
(完)
でした。。。
なのに、文法の間違い、話の筋が通らない所など、読みぐるしい物に
感想いただき感謝です。
子供の世界は今はもう見えないけれど、自分の子供時代を振り返り
ながら書きました。
感想、ありがとうございます。参考にさせていただきながら
新しいお題で、いただいた感想を糧に作品を作りたいと思います。
(次回から、まじめに校正もします。今回のはあまりにも
ひどくて、穴を掘って入りたいです)
どっちにしても、誰もずっと子供のままではいられないですから・・・
ハムも今ログイン中ですよぉ~^^!!!//
もうすぐ、、修学旅行だ!!楽しみぃ~♪
塾の秋休みもとうとう、終わってしまう;;
母親はいつの世も偉大
王冠はそこにあったということで…
門限を1分でも過ぎると、家に鍵がかかっていて入れませんでした。
インタホンを鳴らして、開けてくれるまでずっと待ってました。
泣いても叫んでも開けてくれることはないので、(←幼い頃からの学習効果)
黙ってずっと待っていました。
子どもの頃にしか、見られないもの、聞こえないもの、感じられないものって
ありますよね( ..)φメモメモ
腕時計をしていなかったころが懐かしいです。
親の気持ちを理解できるようになって、夢の世界から現実へと目を向けるようになることが大人になるということですね。
暗くなるまでの寄り道、懐かしいですw
最近の子供たちはしてるんですかね〜