男の子の気持ちになったつもりで・・・
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/26 06:44:45
~道 化 師~
マッチ箱の中に マッチが たった一本
まるで 僕の心を 物語るように
空しく 淋しく そして悲しく 音をたてる
マッチ箱の中に マッチが たった一本
煙草が吸いたいけれど やめておこう
空しく 淋しく そして悲しく 音をたてる
天井からぶるさがる ピエロを 見つめながら
君のこと 思い出すよ
ピエロのように おどけて 笑い 時には涙を流していた君のこと
そう・・・そんな君の面影 思い出すよ
マッチ箱の中に マッチが たった一本
まるで 僕の心を 物語るように
空しく 淋しく そして悲しく 音をたてる
天井からぶるさがる ピエロが 笑う
早く 君のこと 忘れなよと
君の笑顔が こわれたあの日から
僕は 心を無くした ピエロになった
マッチ箱の中に マッチが たった一本
煙草を吸ってしまおうか・・・
悲しく 淋しく そして静かに 燃えさかった
悲しく 淋しく そして静かに 消えてしまった
マッチ箱の中には もうマッチは無い
僕の心の中も 空っぽになってしまったよ
そして・・・君ももう いない・・・
ラストのメッセージは心に響きますね。
心地よい余韻が残ります。
そしてその最後の1本を擦って燃え盛り消えていったのは
彼女との思い出のすべてでしょうか。
その現実を受け入れた時そこに残るのは虚無感
そんな心の中のモノクロームな世界が伝わってきますね。
真心の詩ですね。
いつも 素敵な詩 ありがとう
私には書けないですね^^
才能ゼェ~ンゼェ~ン無しですから
学生の頃、国語は????? www