Nicotto Town



そういえば読書の秋

ブログネタがイマイチなので 最近読んだ本を紹介

「犯罪」 フェルディナント・フォン・シーラッハ著

作者はドイツでは優秀な刑事事件専門の弁護士らしい。
そのためか どうしようもない犯罪者や 追いつめられて犯罪を犯す人々、または不気味で不可解な犯罪 と短編小説でも実にリアル。

その中で怖いんだけど ???なのがひとつ
「タナタ氏の茶盌」
タナタ氏と言うのは作者が適当に考えた日本人名。
3人組が日本人の富豪の家に泥棒に入り金庫から現金と腕時計、桐箱に入った茶碗を盗み出す。タナタ氏が警察には非協力的で、茶碗にのみ高額な懸賞金を掛けたことを知ったゴロツキが犯人の3人組を締め上げ、手下を使ってタナタ氏から大金をせしめるべく、タナタ家に接触を謀った。が、手下、次にはゴロツキが異常な拷問死体となって発見され。震え上がった3人組は 弁護士の「私」に依頼して茶碗をタナタ家に返却して事なきを得る。

・・・・・う~~ん。最初タナタ氏はアウトレイジな世界の人かと思ったら 「1581年、我が一族のために作られたものです」と言ってるし なにか高貴な家系っぽい??
あくまで小説だけどこんな日本人像が通じるのにちょっと驚いた。

ところで作者シーラッハ、なんだかいわくありげな名前だなーーと思ったら。
祖父がヒトラーユーゲントの最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハだそうだ。と、言うことはさらにご先祖は金持ち貴族。
ちょっと感心。

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2012/10/20 23:37
今晩は。
面白そうな本ですね。メモして置きます^^。
面白い本は沢山あるので、先着順になってディズニーの列みたいに
読みたい本が積み重なっています^^。
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2012/10/19 07:10
なんだか、異端審問官をおもわせる作者
主人公もそれっぽい感じ
ヒトラーユーゲントの指導者とは…
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2012/10/18 23:40
日本はどんなイメージになってるのかちょっと気になる
フィクションですよねー。
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2012/10/18 22:21
きっと棚田(変換したらこんな字にw)氏には由緒正しい「忍者」がついてるんじゃ^^;

作者も由緒ただしかったとw
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2012/10/18 22:00
1581年って設定が、妙に上手くて想像をそそる。



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