今回は 告発したい。
- カテゴリ:日記
- 2012/10/15 06:24:51
いつも住民の皆さんの笑顔や優しさで 楽しく仕事してきました。
2年近く通えば 自分もここの住民みたいな気持ちにも なってきます。
仕事は とてもやりやすく また新たなふれあいもでき 充実していました。
今回は どうしてもここに 知ってもらいたいことが あります。
今大槌町では 副町長が 寄付を 横領した噂が 広がっています。
かなり具体的なので 私も許せません。
このことが 何故とりあげられないのか、、、副町長の貸家に 朝〇新聞の記者が
ずっと取材のため住んでいて もみ消しされていると 信じられないことを 聞きました。
ここに来る前にも 東松山市が がれき処分に トンあたり9700円でしたことが
大槌町では 10倍の9万7000円でした。
知り合いの業者の人にきいたら 9千円でも しっかり利益がでるそうです。
新聞社が すべて悪いということでは ありませんが 私も実際いろんな記者を
被災地で 見てきて ひどい場面に 会いました。
去年も 私たちボラが がれきの粉じん中を くるくるめまぐるしく回ってるのに
食料や物資が行き届いている避難所に 寝泊まりして そこの話を 記事に
して 楽な取材をしてたり NHKの記者は タクシーを 何時間も 待たせて
ボラの人の話を聞いて帰るだけでした。
ふつうの感覚では タクシーを 何時間も待たせるイコール お金がかかります。
一番激怒したのは あの震災の直後に 一枚の毛布で 二人でくるまって寒さで
震える住民に 食べ物ひとつ持たずに カメラを まわしてさっさと 帰っていった
話には 涙を 通り越し 怒りだけが 残りました。
いちボランティアが 書くことではないですが 私にも黙っていられない怒りがあります。
このことで 大槌で 仕事ができなくなるかもしれませんが 誰かに知ってもらいたいと
私がここに書くことを 応援してくれる被災者の人もいます。
ここの地域は 戦後の日本のような選挙が いまだに続く 地域なのです。
おおきな声で 告発したら 親戚縁者も 迷惑がかかるような昔ながらの土壌が残っています。
私は まだここで仕事したいです。来年も頑張るつもりです。
半年後には きっと横領事件が 告発されることを 祈ります。
今じゃないと 私も書く勇気がないので 書きました。
怒りにまかせて 書いてるので 誤字が あっても見過ごしてください。