Nicotto Town


ぺんぎんうどん


黄色い曼珠沙華

あ、しまった、写真撮っとけばよかった
と、たまーに後悔する方、ちょみです。



ちっとお仕事の話しますよww
今日は家族会というやつで、三時間ほどボランティア出勤しました。
うちのホーム、開設からもう七年くらい経つんだけど、
家族さん集まってもらってお話したり食事する会を設けるのって、初めてなんですねww
お寿司とったり、刺身特注したり、もうテンぱりまくりました(笑)
でも、一番来てほしかった家族さんは遠方に住んでらして
欠席のワナ…

施設に預けられたお年寄りが、どういう食事をして、
どういう会話をして、どういう食べ方をしているか。
食事の風景をちゃんと見てもらえれば、認知症の実質を知ってもらえるのに。
自分でお箸持って、お皿もって食べることが出来なくなったら、
介護度は4~5に跳ね上がります。
もう、ご家庭では難しいレベルです。
だけど、たまーに自分で食べてくれる。手掴みでも、食べてくれる。思い出したように。
…いやいや、そうじゃなくてww
自分の親がどこまで 《進んで》 しまっているか、それを知るのにいい機会なのに。
来られなかった家族さんに申し訳なくて。
食事と排泄の理解は、一番認知を計る基準なのに。

今、おうちにお母様やお父様が健全でいらっしゃるみなさんは
もっともっと一緒にご飯食べてあげて欲しいと思います。
体が弱くなって起きられないから、そんな理由で孤食させないで、
できるかぎり、同じテーブルで。
あたしの経験上、認知症が進む鍵は食事なのだと思います。
食事の準備をする、そしてそれを家族で食べる。
そこで初めて、《気づく》 事ができれば
哀しいお年寄りの事故はもっともっと減るのになぁ…
そこから上手に操ることが出来れば、病気でもない限り、
皆さん自宅で逝けるのに。
高いお金出して施設に居れたりなんか、
高いお金出して施設に入れて、お互いに辛い想いさせる事なんか
なくなるのに。
って、ソレでお給料もらってるあたしが言っちゃイケマセンww

ご家庭にお年寄りが居て、食べられなくなったからって、
安易に病院に預けないで欲しいと思います。
そりゃ、家族として心配したり不安になる気持ち解ります。
でも、食べられなくなる、というのは、ひとつのサインなんですよ。
病院に入れば確かに延命て゜きるし、点滴や胃ろうで栄養は取れるけど、
そういうものが必要となくなったサインを出している体に
それを入れ続けることは、浮腫の原因になり、そしてとても、痛いらしいです。
必要としなくなった事を受け入れて、食事も水分も受け付けなくなって
自然のままに居ると、体は痛みを感じなくなります。
それが、往生という言葉です。
往生は、普通に家庭で出来る事。

あたしの友達に、病気になったお父さんを看取った方が、
「もうやばそうだけどうちにも家族があるから世話できなくて、
 ゼリーのポカリを朝と晩だけ呑ませに行ったら生き返ったわ
 でもその後病院に入れたら食事できなくなって栄養点滴しますかって言われて
 食べないんならもういらないですって言ったら翌日に死んじゃって
 自分もお父さんもとても楽に逝けて良かったわ」
と、言われました。
お年寄りの死は本来そうあってほしいですね。
お年寄りでなくても、死ぬときは死ぬ。
それを受け入れられる家族でありたいのです。
大事なのは、それまで一緒に居られた過程。

だから施設に入ってるお年寄りには、もっともっと会いに行って
一緒にご飯など食べてほしい。
家族さんには今日の食事会を
「準備も大変で申し訳ない」と言われたけれど
大切なのは職員の仕事ではなく、みなさんが楽しく食事できるかどうかなんですよ。

うちの会社は研修に熱心なのだけど、
研修に百回行くより、今日のような家族会ボランティア出勤の方が
よほど勉強になりました。


あ、マイナーなネタなのでコメントくださっても
価値観戦とかなったらめんどくさいので(笑) お返事しませんのでその辺り、ヨロシク♡

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2012/10/16 02:22
なるほど、色々と考えさせられたり、参考になるお話でした。

延命治療がいいわけでもないかなと思ってはいましたが、今一度考えてみたいと思います。

痴呆についても。
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2012/10/15 08:27
難しいねぇ。
私、去年亡くなった猫ですら毎日病院に連れてって延命治療してましたよ。
結局、病院からの帰り道にケージの中で亡くなってしまいました>w<
おうちで看取ってあげたほうがよかったのかもしれない。
でもびーちゃんも私もよく頑張ったよねって、手をつくしても死んでいった彼女をなでてそう思った。
できることがあるのに、それを放棄していたらきっと後悔したと思う。
結局、私の自己満足なのかもしれないけどね。
けど、そうでもしないとあきらめがつかなかったのも事実だなぁ。

人なら尚更。

それってつまり、どっちがいいか悪いかじゃなくて、個人差なんじゃないかなと思う。
私は手を尽くす。
もうこれ以上はムリってとこまで頑張りますよ^^
一生後悔するのが目に見えてるからね^^
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2012/10/14 22:49
やっぱり食事って大切なんだなあとしみじみ思いました。
あと、私も自分では延命治療なんかはせずにさっさと往生したいなあ。
なかなか思うようにはいかないんだろうけど。
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2012/10/14 20:13
わ。。
そうなんですね。
勉強になりました^^
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2012/10/14 20:04
家族はいっしょにご飯を食べないとね^^
アバター
2012/10/14 17:40
私も延命治療は不要だと思っています。

自然に往生できることがどんなに幸せか。。。

ちょみさん!よくぞ書いてくださいました!!^^v
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2012/10/14 11:42
貴重な現場からの声に感謝です(^^)
病院で胃ろうを断るのはなかなかに勇気のいることですが
(父のときは書類を出されて「さあ同意サインを」って感じでした
 その後トロミ食を食べられるまで回復して胃ろうは取れましたが)、
本当に苦しむ時間が延びるだけなら 家族がはっきりしなくちゃいけませんね。。。

それにしても ちょみさんの施設はとても良心的な家族会ですね(^^)
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2012/10/14 04:43
深沢七郎の『楢山節考』って、今時の話題にはなりにくい作品ですけど、
としをとった老人は目につきにくいところに隔離してしまう点では同じですよね><

棄老伝説の命脈は、大和物語の昔からちっとも変わっていないです。
そういえば貧困から赤子を間引きするようなのも、今も昔もたいしてかわらない。

核家族化は都市の労働人口を増やしただけ、行き着く先は少子高齢化社会でした。
老と幼が生きにくい社会構造ということでは、事態はさらに悪化している感じだ。

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2012/10/13 20:26
イタリアの「鉄道員」って言う映画

詳しい内容については、触れないですが、満ち足りた気分で世を去る
と言う事に少し羨望を覚えた。
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2012/10/13 18:55
うんうん。これは勉強になるよぉ~@@
メロン、老後は一人なの。だからスーさんには長生きして欲しいって思ってるし、いつも一緒にご飯食べてます。^^
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2012/10/13 18:01
自分は最期には自宅で逝きたいと思いながらも、
認知症のお姑さんを施設に入れて欲しいと願ってしまう困ったちゃんのやあ・・・(;_:)



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2012/10/13 17:55
貴重なご意見に
感謝



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