1つの栗
- カテゴリ:自作小説
- 2012/10/10 06:00:05
ヤツデくんの小説を書いたり読んだりというサークルでみんなで同じテーマでしょうでつを書こうということになりました。
テーマは、秋 夜 学生 黒です。
このテーマでしたつもりですがテーマに沿ってないかもしれませんのでご了承ください。
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イチョウが咲き乱れ、人々が行き交う街道を僕は、1年前を思い出しながら歩いていました。
夜なのに都心だからか明るくいろいろな音が飛び交っていました。
僕は、一年前高校生3年生でした。毎日が毎日が苦痛でした。僕は、見た目がひ弱なた
め高校2年生の時からいじめられていました。最初は、足を引っ掛けられたり、嫌みをいっ
てくる程度でした。しかし、だんだんいじめは酷くなり3年生に上がる頃には、放課後毎晩
毎晩恐喝され金を持ってこなかったらリンチされました。そして3年の秋頃からクラスのみ
んなが僕をいじめるようになりました。
しかし僕にも転機が訪れました。あれは、忘れもしない10/10いや正しくは10/9の出来事
でした。
―10/9朝―
「おい、みんなー。カスモトがきたぜー。」
「マジィ?」
「あいつまだ懲りねーのかぁ」
「ある意味尊敬するわー」
毎朝のように飛び交う会話―。僕は、名前が樫本(かしもと)なので粕本と呼ばれていまし
た。
「よー、カスモトォ。お前昨日より顔醜いぞ?」
そして毎朝他人事のように僕に話しかけてくるいじめグループのリーダー格の佐伯が
今日も話しかけてきた。
「・・・あ、ワリー。元からだったか・・・」
「「ギャハハハハハハハハ」」
そしていつものようにクラスのみんなが僕を笑う。
みんな僕がいじめられてることくらいとっくに気づいてるのに・・・。
僕は、日に日にあざや傷が増えていっていました。
―10/9放課後―
今日も僕は、いじめグループに呼び出されていました。
人通りが少ない夜の真っ暗なトンネルでした。
「よう、カスモトォ。わかってるよな?」
金の要求をしだしました。いじめグループのやつらがニヤニヤ笑ってるのがひしひしと
つたわってきました。
(あいつらは、僕を殴ったりけったりすることを楽しんでる・・・。)
頭ではわかっていましたがない金は出せませんでした。
―10/9帰宅―
「ただいまー」僕が言うと
「おかえり」と母が優しく言ってくれました。
僕は、あざや傷が見られないようにそそくさと自分の部屋に行き
「ご飯は、部屋の前においといてー」と叫びました。
最初はとまどっていた母でしたが、今は日常になっていました。
僕は、そう叫ぶ度に悔しくて、それはもう死にたい気分になりました。
自殺を考えたこともありました。が、勇気が出ませんでした。
机に菊の花が置いてあったときは、もう学校なんて行かないと思いましたが
やつらが家に来たら何をするかわからず、母に心配をかけたくなかったので
きちんと学校に行きました。
あいつらなんかどうかなればいいのに・・・心の中でそう念じました。
―10/10朝―
この日僕は、今までにない喜びと嬉しさが溢れました。
いじめグループの奴らが交通事故に遭った―。そう聞いた瞬間心の中で叫びました。
ざまぁみろ・・・と。
いじめグループは、バイクの速度違反だったため卒業まで学校に来ませんでした。
今あいつらがどこで何をしているなんて知りもしませんし知りたくもありません。
きっと苦しんでいるでしょう。僕を痛めつけた分だけ・・・。
しかし僕の傷はそれでは治りません。どうあいつらは僕に償うんだ!!
そんなことを考えているうちにむしゃくしゃしてきました。
あいつらのことは思い出したくもない!!心の中でそう叫んだとき1つの栗が落ちてきました。
大きな傷のついた栗が・・・。まるで僕の心みたいに・・・。
ஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩
どうでしたか?テーマにあっていましたか?
どんなコメントでもいいので書いてください。
よろぴくノシ
あー、疲れた。
しーちゃんいないと何気に寂しいんで。
↑つんでれモード体験中 させnwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
書き方が新鮮で面白かったです!
友申ありがとうございます
現代風な昔話みたいだ
終わり方が
ここにごめ(´・_・`)
絶対病んでるwww
tk皆はや!!
ウチも書かなきゃ!!
つーかよくおもいつくな。
まっ俺も書いたんでそろそろ上げるかな。