君の(剣の)名は
- カテゴリ:日記
- 2012/09/21 23:36:51
書き始めた今に至っても、どのカテゴリに入れるか迷っているけどw
剣の名として即思いつくのって、普通、何だろう?
この国ならば天叢雲剣、いや草薙剣だったりするのだろうか?
剣の名、といわれて思いつくのは、その話がでる前に話題にしていたモノで違うだろう。
歴史の話か、フィクションについてか(にしても、方向性で挙げるモノが変わる)、そのうえで刀剣についてなんて長いこと話していない状態で、どんな名前が出てくるか、だろう。
とりあえず、本朝の刀剣だのその伝承だのの知識は乏しい。
でもって、海外のそのテの伝承もよく知ってるわけじゃないw ……ナサケナイorz
その上で、不意に「思いつく剣の名は?」と問われたら、個人的には、ディルンウィンかストームブリンガーあたりを挙げるような気がする。
フィクションが先行する上、ナルシルでもアンドゥリル(『指輪物語』のアラゴルンが手にする剣。折れたる剣と打ち直されてからそれぞれの名)でもなくディルンウィンが出てくるあたり、幼い頃に刷り込まれたものは根深いw
ディルンウィンは、ロイド・アリグサンダーが書いたファンタジィ〈プリデイン物語〉に登場する、死の王の配下である不死身を倒せる唯一の武器、作中でギディオンが手にする「黒い剣」(元ネタがあるかもしれない)。
それだけじゃないだろ(というかプリデインでディルンウィンについてなら語ることがあるだろ)、という向きもあるだろうけど、そこはそれ、読んでこそだしw
一巻と最終巻とにある主人公の同じ行動。しかし意識がまるで違っていて、そこに至ったこと、そんな人間になったことこそが彼の成長だし、この物語、なわけで。
ストームブリンガーは、もう語る必要もないほどの、最凶最悪、もっとも知られたインテリジェンスソードではないかと。
エルリック・サーガで主人公エルリックが手にする、倒した者の魂をすすって使い手の力とする魔剣。それも使い手に近しい者を特に欲する悪辣きわまりない代物。
こちらもやはり「黒き剣」で、平行時空から姉妹たる多数の黒き剣を召還する、なんてこともやらかす。
しまいには使い手たるエルリックより『千倍邪悪』とみずから宣言しているw
この剣の名を題名にしたエルリック・サーガの最終巻(主人公の時系列的に。後付で時間軸的にそれ以前を書いた続編が出てるけど)は、それ以前の展開を知ってることが前提だけど、唖然・呆然の語りぐさで、あの話あればこそ、エルリックが記憶され、いまだに話題にのぼるのではと思う。
書いていて気づいた、この二振りの黒い剣は、話を決定づけた存在故に、くっきり記憶されていたらしい。
どうやらわたしは、あくまでお話先行アタマであるらしい。orz
伝説・史実からなら、エクスカリバーあたりを挙げるひとが多いのだろうか?
それ以外で個人的にすぐ思い浮かぶのは、グラム(バルムンク、ノートゥング)、デュランダルあたりがせいぜい。
……うすい人間です、ハイ。
好きな人なら、どんな名が、どれくらい挙がるのだろう?
日本刀だと刀自体の名前というより、刀匠の名が挙げられるのが普通か。
好きな人に語ってもらえば、言うべきことが多すぎて止まらなくなる、奥深い世界だろう。
憧れはしても、まるでわからないのだがw
ただ――その昔、百貨店だったかでやっていた刀剣展で村正を見て、刃紋の乱れのあやしさ美しさに、なるほど(徳川云々の由来以外でも)妖刀と呼ばれるわけだと思った憶えがある。
某神社の宝物殿に展示された奉納された武具の中に、刀身がこちとらの身長をかるく超える担ぎ刀、野太刀を見て驚愕したこともあった。
随分前のことだから記憶に自信がなくなってきているが、でも、刃こぼれしていたのもあったような……。
使用されている、つまりあれを実用に供した人がいた、ということ。
江戸期の人は小柄だったようだが、戦国以前、これら武具が奉納されたのは鎌倉期だが、現代人並かそれ以上の身長の人も(すくなくとも武人には)いたのだろう。
考えて当時のことを考えてみたりする。
時代劇だかの台詞で
「そんな人斬り包丁怖くないやい!」
と言ってるのを聞いた時に、現実に引き付けて考え、鳥肌が立った。
こう、日々炊事でアレコレ切ってる感触を「対象が違えば?」と思ったのだ。
武器には、ロマンじゃ済まない現実がセットである。
剣の名前で浮かぶのは何だろう?
「名前……ないけどコレ。大会を一緒に戦った」
なんて言って竹刀見せられたりしたら、文句なく「ななし」最高認定してしまうがw
あなたが思い浮かべる剣の名はなんですか?
ディルンウィンは、「プリデイン物語」と同じウェールズ系が元ネタです。
ずっと昔に読んだきりで、いつか本を買おうと思いながら、まだです><
剣の名前、、、と考えていたら「ブレイド」(イダタツヒコ)という漫画を
思い出してしまいました~
剣ではなく銃ですが、海外で実際撃ったときに
これはそう云う力なのだな、と感じたことがあります><
そのくせ、アーサー王伝説をまともに読み通したことは無かったりします。
次に浮かんだのがエクスカリパーだというのがまた救われない・・・。
使用目的が目的だけに実用に供したくはありませんが、私の中に武器というカテゴリに対して抱く憧れめいたものがあるのは否定できません。
フィクションの中だけで活躍してほしい物の筆頭ですね。
個人的には、銘ではなく種類名ですが、短剣「ビチュワ」に思い入れがあります。
メイルゲームで登録したPCに、マスターが持たせてくれたものでした。
知らなかったので調べてみたら、サソリの尾を意味する名前の刺突用短剣でした。
サソリの特徴を持つPCのイメージに合わせて選んでくれたとわかってとても嬉しかったものです。