死んだ人間
- カテゴリ:自作小説
- 2012/09/15 03:46:46
今日は、ssと長編が頭に浮かびました。
てことでまずはssから・・・。
しょぼいですけど読んでいただければ幸いです。
でわでわ・・・
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僕は、作家だ。小説を書くときふと眠たくなることがある。
時計は、ちょうど夜の12:00をさしていた。
いつものように原稿を書いていると、カフェイン切れか眠たくなり、
いつのまにか深い眠りに落ちていた。
「じいちゃん‼あの話聞かせてぇ」
僕は、小さい頃祖父によく聞かされた話があった。今も鮮明に記憶に残っている。
昔、大罪を犯した男がいた。刑務所に15年いてやっと釈放された。
その男は、社会復帰を試みるが過去の大罪があるのでどこも雇わない。
彼は人生を大罪によって壊されたと嘆いていた。
しかし、数日後の彼は今までの彼とは違っていた。何が彼を変えたのか・・・。
それは、ある老人との出会いであった。
男は、いつものように路上に座り、壁を叩いていた。
「兄さん、そんなことして楽しいとかえ?」年はおそらく70代くらいの老けた老人がやってきて男に言った。
「うるせぇ、じじい!!俺の人生どうやって楽しむってんだよ!!」男は不機嫌だったので少し強い口調で言い返したが老人はびくともせずに言葉をつなげた。
「兄さん勘違いすんなよ?人生の楽しみ方は、自分が決めるんだぜ?
何があったかしらねぇがあんたはそれを理由に人生から逃げてんじゃねぇのかい?」
男は、ついに怒って、老人の胸倉をつかみ言い放った。
「何も知らねぇくせに口を出すな!!」
しかし、老人は考えが甘いといわんばかりの表情で話し始めた。
「まぁ、そう怒るな。これは、殺人を犯した野郎の話だ。そいつは、釈放されても社会復帰できずに路上で野垂れ死にさ。まず、あいつは、社会復帰をあきらめた時点で死んでたのさ。兄さん、あんたぁまだ若いからわからんかもしれんがいつかぁ分かるはずだ。生きるっちいうのはなぁ呼吸することじゃぁねぇ。行動することでぇ。行動をやめた時点でそいつは死人さ。」
最後にあばよと言いながら老人は闇に消えた。
次の日から彼は、社会復帰をもう1度試みた。自分の人生は自分で拓く。人生に己の意思以外は関係ない。ということにきずいたらしい。
その後、男や老人は、どうなったかは誰も知らない。しかし、家の受け継がれし言葉にこういう言葉がある。「生きるとは、行動することであって、それをやめたものは死人である」
そして、家は遺産がたくさん受け継がれている。
とそんな話を祖父から聞いているとどんどん顔が薄れていき、眠りから覚めた。
あ・・・、夢か・・・。懐かしいな・・・。
天国の祖父が僕に天国から送ってくれたメッセージだと思うと手に力がみなぎった。
「やるぞぉ!!」
青い空の下、今日も僕は執筆をしている。
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読んでいただきありがとうございました。どうでした?
アドバイス等がありましたら気軽に書いてください。
よろしくお願いします。
面白~い!!
友申しました
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スゲェwwww
長編も期待