こんな夜更けにバナナかよ。
- カテゴリ:日記
- 2012/09/14 01:17:21
「こんな夜更けにバナナかよ」 この本が出たのは 2003年の3月ころだった。
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したり、たいそう 話題になっていた。
当時 私も少し興味を持ったけれど、
本の紹介文に、筋ジストロフィーの患者が 深夜にバナナが食べたい・・・
と、叩き起こされた 学生ボランティアの 心のつぶやき云々・・・で、
あ、福祉や介護の苦労話か・・・関係ないや!と 本の前を素通りしてしまった。
9年後の今回、 ボランティアの講習会で
すぐ目の前に 筋ジストロフィーの人たちと、ハーレーのような
ごっつい電動車イスを見て、なぜか この本を思い出してしまった。
「へぇ~!」 「ほ~ぅ?!」 「そうなんだ~。」・・・で、講習会を終えた私は、
すぐさま 本屋へ走り この本を買って帰った。
今から10数年前、呼吸器を付けるまでに進行した筋ジス患者(鹿野氏)が、
病院から出て、自立して普通に暮らしたい!と騒ぎ出したものだから、
病院をはじめ 役所などを巻き込んで ひと騒動。
ただ この鹿野氏は、体は不自由だが、不可能を可能にする
バイタリティーがある。
一つ一つ 難題をクリアしていくのだ。
呼吸器を付けているのに、喋れるようになるし・・・
痰の吸引は 医療行為だから看護婦さんか身内しか出来ないものを、
20代そこそこの学生達(ほんとの素人)に、俺の身内だから!と
吸引をさせる許可を取った。 (☉౪ ⊙)
(その代わり 病院に一筆書かされたし、自分が身を持って彼らに教えた)
この本は その学生達などのボランティアと 鹿野氏の
介助ノート(交換日記のような感じになっていた)
全部で 95冊の中身;暖かくも壮絶な 人間のぶつかり合いが描かれている。
面白い! 作っていないだけに 本当に面白い。
身障者に対する 社会の仕組みが良くわかるし、
人間の深層心理も にじみ出てくる。
何にもまして ワガママ鹿野氏と、それを取り巻く 今時の若者たちがイイ。
いつなんどき 事故やら老化やらで、自分または周りで
身障者が出るとも限らない時代。
そんな落ち込んだ時の 心のバイブルになりそうな 本だと思えた。(。◠‿◠。)
重たくなく みなの個性が 輝いていましたよ。
みんな 同じ思いをして 年を重ねていくようですよ。
「どうして こんなことが できないの?!」 とか、
「今 さっきまで持ってたじゃない、どこに置いたの?!」 とか、
「あ~ぁ! もう イヤだぁ!!」 ・・・って、これ 自分自身を責めているのです。^^;
最近 私も 自分自身が 情けなく思うときが 増えてきました。
でも 自分を卑下してしまったら、自分の 応援団が誰もいなくなっちゃう。(゚∀゚*)
だから 今は どうせ忘れるだろうから・・・とか、どうせ ドジするだろうから・・・とかで、
二重三重のプロテクトを かけています。
体力や能力が 若い頃と比べて段々落ちていく自分と、うまく 付き合っていくしかないのですね。(。◠‿◠。)
78才で facebook は すごいことですよ!(*´∀`*)
私の周りにも 全く見当たりません。^^;
マリさん、その柔らかい頭と 何でも興味を持つ心を いつまでも持っていましょうね。❤
尊敬します。(๑´‿`๑)
何時もお立ち寄り有難うございます。
胃の具合を悪くしてから、お粥ばかり食べているので、何だか体に力が入りません。
やりかけの事も手付かずで、先に進んでいませんし、何もかも中途半端です。
若い頃は、このくらいの事ならすぐ体力が戻ったのですが・・・・。情けないです。
息子の関係で、フエィスブックに入ったのですが、3人に知らせるようにと指示がでましたが、
私の同級生は誰もPCを遣らないのです。
携帯のメールも打てない人がいますし、歳には勝てません。(78~79歳)
私も記憶力が衰え、何でも直ぐ忘れてしまいます。
簡単な日記をつけるようにしました。
読書は私の趣味だったのですが、白内障が進み、これ以上進むと手術といわれていますので
殆ど読まなくなりました。つまずき易くすぐ転びますので、外出も殆どしません。
買い物は、ヘルパーさんにお願いしています。
車の免許も返上しましたし、数年前の私は何処へ行ってしまったのでしょう。我ながら情けないです。
こんな私ですが、今後とも宜しくお願い致します。
お体にお気を付けてお過ごし下さい。お休みなさい。☆
そうですね。 鹿野氏だから・・・という感じがしますね。(。◠‿◠。)
呼吸筋が弱くなると うまく呼吸が出来ず、心臓に負担がかかり
心不全に陥りやすい。
ある日 心不全で全身に水がたまり、救急車で病院に運ばれ、
今晩中に尿が出なければ、死ぬだろうと 医師から言われた。
古いボランティアは泣きながら病院に駆けつけた。 両親も涙ながらに見守る中、
しかし 鹿野は、翌朝2リットルの尿をシャワーのように放出して復活した。
全編 こういう書き方で、 大変なのだろうけど、クスッと笑えます。(。◠‿◠。)
よく付き合ってくれるもんだな、と驚きました(@_@)
しかも我儘らしいのに・・・(苦笑)
しかし、その鹿野氏すごい!この人じゃないと出来ない生き方ですね。
私も読んでみたくなりました。
どうして 分かった?(゚∀゚*)
私は この一言を残して、近所のラーメン屋に出掛けていきます。^^;
でも 近所のラーメン屋も 居酒屋も 潰れたから・・・
今は 大人しくしていますけど・・・(´Δ`;)
ALS:筋萎縮性側策硬化症ですね。
90%は遺伝じゃないそうですよ。(孤発性)
身近にそういう経験がある人は、他人に優しくなれる可能性をたくさん持っている。
介護の道に 進みますか~? (*´∀`*)
私の生活の日々の流れで 巡り合えた本ですので、何となく縁を感じます。(。◠‿◠。)
体のどこかが不自由になった時、他人に迷惑掛けないように
隅っこで ひっそり目立たぬように暮らしてろ!・・・は、昔の日本の姿。
障がい者が街を歩いていたら、その近辺にいる人が 誰でもスッと手を貸せるような社会が
理想のような気がしますね。 (๑´‿`๑)
「りんぶぅは深夜にお腹が空いてお手軽に食べるものがバナナしかなかった」
というブログかと思いました( *´艸`)
うちのおばあちゃんが筋そくさくなんとかという
筋ジスと似たような症状の病気でした。
もしも、万が一母に遺伝していたらと思うと、
胸が潰れるような想いです。
そして、老いてきたとき自分に同じ症状が出たら…。
この本は、病気の方にも読んで欲しいですね(^-^)
私は、最近読書から遠ざかっています。
白内障の症状が進んでしまいましたので・・・・・。
りん子さんは、何時も前向きに何かに取り組んでいらして、
感心しています。
これからもいろいろご指導下さい。
宜しくお願い致します。
お体お大事に・・・・。お休みなさい。☆