再度自民党政治家にもの申す
- カテゴリ:ニュース
- 2012/09/12 13:21:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120912/stt12091200290001-n1.htm
石原自民党幹事長
領有権を主張する中国側が「攻め込んでくるのでは」
と問われ、「攻めてこない。誰も住んでいないんだから」
と断言した
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120829-OYT1T01187.htm
自民党が出した野田内閣の問責決議案
宮崎県で口蹄疫対策を怠たり、被害を拡大させたり
尖閣上陸の中国人をビジネスクラスで送還したり
震災後に現地視察になかなか行かないけれど
原子力発電所は視察して現地を混乱させたり、
日米安保条約の根底を揺るがす発言をしたり、
民主党の政権運営は大変な災害です
日本国民は自民党にお灸をすえたつもりで
民主党へ政権交代をさせ、
国民自身がずいぶんお灸をすえられました。
しかし、その間野党である自民党はどういう政治か、
というとお寒い限りです。
極めつけは、「人が住んでいないから攻めて来ない」
との自民党幹事長の発言です。
誰かを批判することで、自分が優れた人になったかのように
錯覚することはよくあります。
ですから、こうしたブログを書くことで読者の方が
「またれこが言いたい放題言ってる」と
お考えになるかもしれませんが、
それにしてもこれはヒドイ。
尖閣諸島の意味がわからないなら、日本の政治家を
務める事はできない、と思います。
戦闘地域、準戦闘地域を除くと
世界で1番米軍の派兵数が多い国は「ドイツ」
2番目は「日本」です。
日本もドイツも明日戦争が起きるような気配はありません。
(中国、ロシアは脅威でありますが)
それなら何故米軍が日本ドイツに駐留するか?
日本、ドイツともに枢軸国で第二次世界大戦に
敗戦したから、という理由もあるでしょう。
駐留の理由は、ドイツ、日本の安全保障が
世界の安全保障に直結するからです。
もう一度丁寧に書くと
「ドイツ、日本の存在が危機にさらされると、
ドイツ、日本だけでなく、その地域だけでなく、
世界的な安全保障にとって脅威になるから
駐留するのです」
基軸通貨「ドル」は金本位制ではありません。
単なる紙切れです。
アメリカは世界で最も繁栄する国であり、
人材、資源は世界から集まってきます。
アメリカは自国、そして自分に影響がある
国々を自分のコントロール下に置くことで
世界の秩序を維持しています。
尖閣諸島は人の住まない小さな島です。
なるほど、そうですね。
アジアの地図をとり出して、
中国からの視点で見なおしてください。
尖閣諸島は何もない、石油資源が目的なら
共同開発すればいい、と思いますか?
通常兵器で見れば、尖閣諸島は海に囲まれています
制空権、制海権が掌握できれば、
中国は太平洋に出ていくことができます。
日本が危機にさらされることは、
世界の危機です。
小さな土地、というかもしれませんが
防衛上の要衝です。
自民党は次期選挙で与党に戻る筈です。
上に見たように「攻めて来ない」という言葉が
日本だけではない国々に影響のある言葉と
なるのです。
立場をわきまえて発言しては如何でしょうか。
尖閣諸島は豊富な漁場資源もあり石垣の零細漁業の方々には重要な場所ですね。
石原東京都知事が言う様に船溜りと通信施設、灯台は必須だと考えます。
もし、政権が代わっても事なかれ政治家は作ろうとしないでしょうが・・・・・・・・・・・