Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


変わらずに心にいる人の住む時代へ行きたいです


行ってみたい時代…。
文学と歴史で、別れます。
しかし、文学はこの際おいておいて。
子供の頃、好きだったのは歴史でしたから…。
特に偉人伝が好きでした。
実在の人間の伝記のほうが本当のお話で、
物語は、想像のうそのお話だと、思って、偉人伝ばかり
よみふけっていました。
人間の本当のお話が、わたしに生きる道を啓示してくれるはず…。
物語は、うそだから、そうはならない…。

その間違えた考えを、気持ちよいほど、
こわしてくれたのが、
寺山修司、「さかさま世界史英雄伝」「さかさま世界史怪物伝」でした。
この二冊の中には、様々な人物のことが書かれています。
私は最初、普通の偉人伝だと思って、借りたのです。
けれども…、たとえばコロンブス。
コロンブスはアメリカ大陸を発見した。それは確かに。
けれども「彼が持ち帰ったのは梅毒と煙草である」…。
寺山修司もまた、偉人のコロンブスにあこがれていたので
ショックだったと書いています。
「コロンブスは、その島から、なにがしかの利益をあげようとして、
略奪と搾取と人殺しをはたらいた。」
そのことに…。

私も、偉人伝に見ていた世界が壊れました。
そして物語世界を信じるようになってゆく契機となったのです。
それが中学一年生の時でした…。

あ、行ってみたい時代ですね。話がそれてますね。
小学生の頃から、今まで、
たった一人だけ、変わらずに
好きな人物がいるのです。
歴史好きだった子供の頃から、逆に文学の世界に
足を踏み入れている私の中に、変わらず、ただ一人、
存在してくれている…。

彼は、二つの世界をむすぶ架け橋でもあるのです。
あるいは、その人のことを知るのにも、
結局、物語、小説、そういったものからの情報が多い、
ということにもよるのかもしれません。

なんか、恥ずかしいですね。名前を伏せたりして…。
その人が、幕末の人なので…、明治2年5月11日になくなっています。
うちの亡くなったおばあちゃんがぎりぎり明治生まれだったので、
明治という年号が、近くみえて、びっくりしたものでした。
おばあちゃんと、おなじ年号の時に亡くなったんだ! と。

また、話がそれてしまいました。

その人の生きていた時代にゆきたいです。
場所は、日野とか、多摩とか、京都とか、五稜郭。
(ここまで書くと、わかるひとはわかるでしょうか^^)

ちなみに、文学が絵画の方面でいくと、
フランスやウイーン、ベルギーの19世紀世紀末にゆきたいです。
日本の絵画のほうでゆくと、
北斎に会いたいので、1840年代位に。
北斎が冨嶽36景を描いた頃(75歳です。すごくないですか?)
から最晩年のあたり(89歳)。この間が、いちばん凄かった。
というより、もっと生きてたら、おそらく、もっとすごくなっていった…。
あ、また話がそれてしまいそうです。

ともかく、でも一番は、幕末にいきたいのでした。

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2012/09/07 18:40
9月の作蔵さん、ありがとうございます♪
ぐふふ、そうなのです。トシさまなのです。
けれど、彼とは立場はかなり違いますが、龍馬さんも大好きです。
彼もまたぶれないし、それに視野がひろい。
司馬遼太郎の『龍馬がゆく』と、小山ゆうの『お~い龍馬』で見ました。
私も、実は思ったです。
前日にでも、彼にここにいたら危ないと教えたい…と。
生きて、世界を駆けまわってほしかったです。
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2012/09/07 18:34
シーさん、ありがとうございます~。あ、そうです。私も『燃えよ剣』や古い漫画などで。
武士道を貫いた、最後の侍という感じが。
中学一年の時、真夜中の放送で、これまたふるい栗塚旭主演のテレビドラマ『燃えよ剣』
をやってまして。ものすごい寝不足で顔色が真っ青になりながら、みていた記憶が。
その後、同じ栗塚旭主演の『新選組血風録』もビデオで(こちらが最初にヒットしたそうで)。
昭和30年代から40年代前半の作品…。大河ドラマもまあ良かったです。

北斎は、冨嶽36景も好きですが、やはり晩年に書かれた肉筆画が好きです。
長野の北斎館まで、いっちゃいました^^
祭り屋台の天井絵が、すごかったです。男浪図と女浪図。
ほんとに天才と呼ぶには…。日本よりも海外での評価のほうが高いそうですが、
60歳台で亡くなっていたら、忘れさられていただろう、と北斎作品の収集が多い
ホノルル美術館の誰かがいっていました。
 『富嶽百景』の跋文で、北斎自身も、73歳で生き物、草木の造りをいくらか知ることができたから、
86歳になればますます、90歳で奥義を極め、百歳で神域に達するだろうと言っています。
凄いなあと、私もそう言いたいなあと。

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2012/09/06 21:28
最後の五稜郭で解ったw

トシちゃんだねw

オレも幕末に行って龍馬を救いたいw
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2012/09/06 19:38
司馬遼太郎や浅田次郎の作品で私もその人好きになりました。
今の京都に行っても当時の雰囲気の一部しか味わえないですし
幕末に直接行っちゃうのが一番ですね。

北斎は弘法大師修法図を観て力強さに惹かれましたが、最晩年の作品だと知ってショックでした。
あの人は天才というより化け物の印象です。どういう感性していたのでしょう。



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