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シン・ドラマ汁


ドラマ【薄桜記】

薄桜記
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
【あらすじ】松の廊下で吉良上野介に斬りかかった浅野内匠頭は、将軍綱吉の逆鱗に触れ、即日死罪となり、浅野家は断絶、内匠頭の弟・長広は蟄居閉門となる。江戸市中はこの話題で持ちきりで、江戸っ子たちは喧嘩両成敗というのに、浅野家は断絶、吉良にはお咎めなしというお上の沙汰に大いに不満を持つ。意識を回復した吉良は、内匠頭が乱心ではなく怨恨で斬りかかったと言い残して死んだことを聞き、自分が世間から恨まれると危惧を抱く。そんな時、典膳が下宿する白竿屋に、千春が訪ねてくる。

【感想】話が動くかと思いきや、刃傷沙汰の後のゴタゴタで終わってしまい、主役があまり登場しませんでしたねw 来週こそは動いてくれると思いますが…。とかくこの時代は、「喧嘩両成敗」の思想が幅を利かせていたんですね。今の時代だと、斬りかかった内匠頭が全面的に悪く、吉良は無罪という、幕府の沙汰の通りの判決が出るでしょう。まぁ相手が死んでませんし、それこそ精神鑑定やら何やらで、内匠頭が一時的にキレちゃう人間であることを弁護側が証明し、大した罪には問われないと思いますがね。世間一般では、吉良は悪役ですが、大変よい殿様だったという評判もあります。私も、内匠頭がそれまで大名の跡取りとして何不自由なく暮らしていたのが、江戸城に出仕するようになり、慣れない仕事や上下関係に悩み、その鬱憤が吉良に向かって出てしまったのではないかと思います。たくさんの家臣を抱える大名なら、もっと慎重になるべきでしょう。それは典膳が言った通りだと思いますね。ほかのドラマなどで見ると、内匠頭も日頃は真面目でいい殿様だったようですが、カッとくると何をしでかすかわからない人って、結構いますからねぇ…。もうこうなったら運が悪かったとしか言いようがない。好きでない相手にカッとくることを言われ、帯刀していたため斬りつけてしまったと。所謂あれですね、カッとなってやった。今は反省しているってやつですね。しかし内匠頭には反省する余裕も与えられなかったのですから、これはちょっと可哀相。もう少し時間をかけて何故事件が起きたかをちゃんと調べていれば、討ち入りなどなかったかもしれませんね。しかし、結局春日の出番はあの松の廊下のところだけw 気づいたらドラクエの勇者よろしくもう棺桶になってましたよ(;´Д`) 切腹シーンくらいやってあげればよかったのにねぇw




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