昼ごはんをもさもさ食いながら
昼ニュースを見ようと思ってテレビつけたところ

なにやら、美容師さんが大きい美容院の会社を経営するに至って
今年の不況っぷりを乗り越える為
頑張っています特集をやってるの見て、感心しました。

ありがちな、ドキュメンタリーで
知ってる地名も出てくるから、あ、ここにもこの店あんのかー。なんて
内容や解説がつくシーンにはあんまり興味が持てなかったんだけど

この社長えらいなぁ…と思ったのは
社員が見えてなかった自分を認めてるな。って事。

それまでの経営では、売上至上主義みたいな部分があって
儲かるかどうかだったんだけど
社員がどう働いているか、それが見えていなかった。最大の欠点だった。
とゆっていて
人が周りが見えないというのは良くないけれど
ある程度補正していける事でもあるんすよね。
だけど
補正が出来てしまえば、それが欠点である、もしくは欠点であったことを
認めない。もう全然少しも問題ありませんって顔をしたがる
己を見つめなおせない人ってのは多いというか
人は鏡を覗き込んでさえ、自分を見直せないところはあるもので
あー
自分も気をつけよう、こういう人の素晴らしい所を見たのだから
いろいろ見つめ直すようにせにゃーなー。と思ったんです。

人のフリみてと言いますからね。
人様の良い部分は見習うところ
人様の悪い部分は自分も反省するところ
社長様程のすごいお仕事してなくても
日常で気をつけたいもんです。


出張美容室に挑戦なさってるそうで
キャンピングカーの内装を変え、老人ホームなどに行って
カットやカラーをやってるんですって。いい着眼点だなーと思ってたら
それでも出資が先だからもあるし、大儲けとはいかないよね。
それを止めずに、ずっと続けてるのには
この仕事に携わる社員が、いい顔していたからなんですって。

メイクの仕事をしている友達も言ってたんですが
お年寄りだから、メイクもしない、諦めている、そんな事が
張り合いや、笑顔を失うきっかけになる
ネイルも派手じゃなくていいから、試してみる
エステも体験してみる
若い人と話して、綺麗になったとはしゃいでみれば
年齢も性別も関係ないんだって。なるほどなぁ。
メイクだって、ナチュラルメイクがあるんだし、プロの手で綺麗にしてもらって
不愉快になるってのは
よほどそのプロが、プロと呼べない人でなしじゃなけりゃ、ない事だろうしねｗ

社長さんは
自分の親の老いに気付いてから、してあげたい気持ちで
その事業を始めたらしいんだけど
実際、お年寄りが楽しんでくれる、綺麗になって良かったという気持ちを
表現される事が、美容師のプライドというか、いい意味での尊厳というか
そういうのを感じられるんだろうね。
社員さんが、楽しそうって、とってもいいよねぇ。
だから、赤字気味でも続けてるんだそうな。

続く事が、いつか赤字を変えられるかもしれないもんね。
私も、そりゃ、美容院くらい行きますけど
時々、飲食店などでも見かける、えらそうな客っていませんか？ｗ
私は、ああいうの嫌いなのよねー。
お金払ったからって、何がすごいの？と思っちゃう。
そりゃ、ある程度はサービスにお金出してますけど
飲食店なら食品に、美容院ならカットなど技能にお金を払っているので
それ以上のもの出せって態度、ちっとも美しくないよね。
時々、食事を奢ってやろう的な男に、そういうのがいるって聞きますが
そういう男に限って、財布以上になれないよね。
サービスの価値を問う前に、オマエが人としてどうにかなれって事よねー

まぁ余談はおいといて
そういうお客が居ても耐えて、技能をフルに活用させるのがプロなんだけど
素直に喜んでくれるお客がいると、やる気もわいてきて
もっと上手くやれる気がしてきませんか？

私は、飲食店で会計を済ませる時に、ご馳走様って言いますし
最低でも「どうも」という日本語の便利な挨拶を使いますｗ
美容院でだって、仕上がりがいいと思えば、嬉しい気持ちを伝えますし
コンビニやスーパーだって
偉そうにしようとは、少しも思いません。
いい客になりたいのは、いい人になりたいから。

態度がどうかと思う人も、悪い人になりたいというよりは
「これくらい、いいじゃん」って言い訳を持ってる事が多いよね。
許されたい、悪く思われたくない、だけど身勝手。って事

店員さんだって同じかなと思う、同じ人。
客だったら何がいいか、店員だったらどうしたらいいか
人としてどうすればいいか
ちょっと見習う事があるなーと思う特集でした。