思いがけず狐火のような橙に出合う
- カテゴリ:人生
- 2012/08/30 17:04:09
至福の時。
たとえば、思いがけなさに出合うとき。
今日、いつも行くスーパーの裏の、崖の森へ
久しぶりに脚を踏み入れた。
春以来、来ていなかった。
緑が濃くなっている。春のそれは、もっと柔らかい黄緑で、
芽生えをうれしがっているようだった。
夏のおわりのそれは、成長がみなぎっている。
崖上から湧水。
成長した緑、草地を縫って、
小さな流れを作っている。
水面というには覆う量が少ない、濡れた土に日射しが優しい。
こうした時間も幸せだが、今日はもっと。
おもいがけず、この崖の森で、
だいすきなキツネノカミソリに出合った。
ヒガンバナ科の花で、お盆の頃に、
彼岸花よりも小さく、色もオレンジ色の
花を咲かせる。
名前の由来は、花の後から出てくる葉っぱが剃刀に似ているから、
オレンジの花の色が、狐を思わせるから、ということらしい。
会えるとはおもわなかったので、とてもうれしい。
温かさがじわっと、花をみていると、おしよせてくる。
たとえば、それが至福なのだと思う。
狐火のような小さなダイダイ色の花…。
ところで、キツネノカミソリに出合うのは、ずいぶん久しぶりだ。
好きになったのは、中学生位。
高校生の時、川の近くの小さな林へ、やはり、今みたいに
探索するのが好きだった。
そこに生えていた、花の印象が特に強い。
今日、出合ったときの、あの幸せな瞬間には、
その思い出もまざっていた。
そんなふうに、かつてを思い出すことで、生き直すことも、
幸せをかたちづくる要因のひとつなのかもしれない。
思い出させてくれてありがとう、キツネノカミソリくん。
来年は、花の盛りの頃にきっとくるからね。
キツネノカミソリは、すこし花がユリに似て、かわいい子なのです^^
ちょっとした日陰、林とかに生えています。
もうそろそろ、花が終わりなので、来年でも。
景色の中のなにかに出合うと、よく、
去年や、昔のいつぐらいにも、みたな~と
過去を思い出すのでした。
うってかわって、
毛ジャニ∞とか(笑)、ちなみに「ケジャニ ムゲンダイ」と読みます。
毛が無限大…こわいですね^^
そらさんも、いろんな出来事を、その都度、ぷらすにされていて、
すてきだなあと、いつもおもってます。
こちらこそ、力をもらっていて。
まさに、幸せの青い鳥、ですね。
しあわせはほんとうはちかくにある…。
こちらこそ、いつも、コメントいただけて、
うれしく、温まってます。感謝です。
うみきょんさんの記憶と季節が入り混じっていて読んでいて、私まで森に入れたようでした。
花に詳しくないので肝心のキツネカミソリは検索してから想像しましたが^^
スッとして綺麗な花だと思います。今度意識して探してみます♪
恐竜はトカゲってイメージが大きいですよね。うみきょんさんが仰られたように
突然鳥っぽくなって今までの記憶にある恐竜への想いをちょっと否定された気分になりました^^;
毛深いジャニさんは面白そうですよね♪
こんばんは、おつかれさまです(^^)
自分たちのまわりにもそれはあるのだろうけれど、気づけず過ごしているのだなあと、いつもうみきょんさんの文を読みつつ思います。
しあわせは、いつも、目の前。
それを思えれば、いつもしあわせ(^^)
あたたかな時間をありがとうございます(^^)
お水&ステキお届け(^^)