Nicotto Town


ヤツフサの妄想


【event】夏休みの宿題の思い出


夏休みの宿題の思い出と言うと

爆発した!

と言う思い出があるヤツフサです。 (´ω`)

ええ、以前書いたことのある、ロケットの話ではありません。

http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=26474&aid=5560265


あれは高校の時の話でしたが、今回は中学生の頃の話・・・

ヤツフサが中学生の頃、学校の技術の時間にエンジンの勉強をした

事がありました。 実際の4サイクルエンジンを分解して組み立てる

と言うものもありましたが、そこは中学校。 勿論おもちゃの様な教材

もあり、外燃機関の勉強でおもちゃの蒸気エンジンを作るというもの

があったのです。


話しはそれますがこのおもちゃの蒸気エンジンは、アクリルで

作られた空気エンジンにコーヒーの缶でボイラーを作り、

自動車の模型を作るというもので、現在似たようなものを探すと

当時よりもより安全なエアレーサーと言うものが見つかりました。

http://kids.gakken.co.jp/kagaku/tamago/index06.html


URL先は現在のもので、ペットボトルに圧縮空気を入れて使う

安全なものですが、当時はこんなに出来が良い物ではありませんで、

ラワン材の板に空き缶を取り付け、ロウソクを燃料にお湯を沸かし

蒸気を作り、蒸気圧でエアエンジンを動かすと言う原始的な蒸気

機関でした。

何分ヤツフサの中学生時代には、まだペットボトルロケットどころか

ペットボトルすらなかった時代、コーラの瓶もだるまボトルが出ていた

くらいの時代でしたので、内燃機関と外燃機関の勉強にこういった

ものも使われていたようです。

当時ロウソクを使った動力をもつ似た様なものは1960年~1980年

ごろに多くあったようですが、90年代に入ってミニ四駆などが普及

し始めると、ロウソクを使ったおもちゃが危険視されていき、どんどん

なくなっていったと言う様な記憶が有ります。
(たんに人気がないからなくなったのかもしれませんが ^^;)

現在では懐かしい教材として復刻版も幾つか発売されているようです。

http://otonanokagaku.net/magazine/vol01/index.html


話しは戻って、夏休み。

当時厨房だったヤツフサは、自由研究のネタに困っていました。

今なら気軽にインターネットでネタ探しが出来ますが、当時はネット

なんてありません。

そんなヤツフサが友達と話していて思いついたのが、技術の時間

に作った蒸気自動車をパワーアップして友達と競争し、それを自由

研究のネタにしようと言うものでした。

自分なりに工夫しパワーアップした蒸気エンジン自動車を競争させて

一番早く走れるように工夫した人の勝ちとか言う訳のわからない

共同自由研究だったのです。


しかしヤツフサはアホでした・・・

空き缶に水を入れてゴムのパッキンで蓋をして、パッキンに金属棒

を2本取り付け、1本は動力用、もう一本は安全弁として使っていた

ものを、安全弁を絞ってパッキンを接着してしまえば単純に圧力が

上がり蒸気圧が高ければエンジンが高速回転すると思ったのです。


またまた話しは飛びますが、燃料を燃焼させて得た熱を水に伝え、

水蒸気やお湯に換える熱交換装置を持った熱源機器をボイラーと

言い、昭和47年にボイラー及び圧力容器安全規則と言う労働安全

衛生法作られ、ボイラーが爆発しないように管理する国家資格

ボイラー技師が誕生しました。

また家庭で使われている給湯器や湯沸かし器など水蒸気を発生させて

圧力を高めないものは無圧ボイラーと言って資格が要らないこと

も決まったのです。


そう、前置きが長くなりましたが、圧力が低い、もしくは無いから

危険では無いのです。

圧力が高まれば爆発の危険があるわけです・・・

有名な蒸気機関車デゴイチ(D-51)でも、戦時中は管理が悪く

爆発した例もあります。

いくらおもちゃとは言え子供が使うもの。 安全弁も一応付いてました。

ええ、でもヤツフサは絞ってしまったのです。

少しは水蒸気の逃げ道があるものの、余り水蒸気が逃げると圧力

が減ってしまうと考えたのです。

しかもロウソクの数も増やして水蒸気の発生量を増やそうとしました。

出来上がった車は結構早かったですよ ^^;

ですが早過ぎました・・・

まさか走ってる途中で空き缶が圧力に負けて破裂するとは思いません

でした。 そんでもって破裂した勢いで車体が空中に飛び上がって回転し

ロウソクのロウが飛び散って、車体のゴム部品(パッキンやタイヤ等)

に付着し発火するとは思いませんでしたけどね (´ω`)

そんなこんなで大炎上・・・

ヤツフサは自由研究を急遽変更する事になってしまったのです。


よい子は決して真似しないでね!

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

 

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2012/08/26 00:03
>マーメイド様
中1とは書いてないのにわかってしまうのがリアルですねw

お宅の良い子様が真似したいですと! Σ(*`・ω・´ノ)ノ
と言うか、今ならもっと面白い物が作れると思いますw
ガンバレ!

ポニョに出てくるポンポン船はまさにそれですよ!

ただ、ポニョに出てくる主人公の男の子は5歳で、
多分5歳の子供のお小遣いでも買えて、60年代の
子供は普通に遊んでいたと思われるポンポン船ですが、
現在の復刻版の対象年齢は15歳以上となっていて、
注意書きに「このおもちゃの動力源には火を使います」
と注意書きがされています。

http://www.ensky.co.jp/ponpon/ponpon.html

製造物責任法と言う法律が出来たため、
子供が火事を起こしたら、なぜ子供が遊ぶものに
危険な火を使うのかと訴えられるかも知れないからです。

残念な話ですね。
でも15歳以上なら遊べます ヽ(゚ω゚=)
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2012/08/25 23:49
>けめこ様
痛い目に合いながら成長しているのでしょうか?
余り成長していない気もします・・・ (^_^;)

プラモデルの塗料には、シンナーではなく薄め液を使うのが
普通なのですが、シンナーを使っちゃったのですね (^_^;)

薄め液は女性もマニキュアを使うと気に混ぜるアレですよ~
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

屋根登りおめでとうございます。 <(_ _)>
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2012/08/25 09:05
中一ですでにそんなことをしてたとは・・・(笑)
うちの良い子がすっかりまねする気満々なんですけど~~~(笑)

イメージは (ロウソクを燃料にお湯を沸かし・・・)ポニョの船なんですけどねwww
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2012/08/24 23:24
男の子はそうやって痛い目に合いながら成長するものですよね(@_@;)
私の弟も、夏休みにプラモデルの色塗りにシンナーを使って
気分が悪くなって大変でしたよ\(@0@)/

☆教えていただいたヤツフサ宅の屋根登り成功しましたよ(*^-^)v
 



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