妖精の通り道 1
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/08/22 12:59:29
外回り仕事の途中で。
ドアへ続く渡り廊下の入口に、小さな植え込み。
そこに紙製の立て札が。
「妖精が通ります」。
どんな妖精なのだろう?
それを見ている時、
アオスジアゲハが黒地に
鮮やかなエメラルドグリーンの羽根を
せわしげに羽ばたかせてやってきた。
尾長がギャッと小さな悲鳴のような鳴き声をあげた。
青灰色の長い尾。
きっと青い羽根の妖精の通り道なのだろうと思った。
近くの林では、芭蕉の葉だろうか、風でゆれているのが、
まるでカラスのよう。
というよりも、最初、カラスだと思った。つぎに、違う…
もっと、べつの、たとえば妖精では?
などと思ったり。
こんなふうに、妖精とも、きっといつか
会うことができるのでは。
あるいは妖精にであえなくても、
妖精のしわざのような、不思議なことに
出合うことは、しょっちゅうあるのだから、
それでよし、としようか、などと。
*
リアの腹立ったこと、ここの8月21日のブログで
愚痴を書かせて頂いて、
愚痴を聞いて頂けて、だいぶおさまってきました。
ありがとうございます。
お礼おそくなって、すみませんでした。
気持ち、きれいに、おだやかに、やさしくしていると、
なんだか、本当に妖精にあえそうな気がします。
そういうふうに心がけていると、言葉もなんとなくでてくる気がして。
男だろマサ吉さんも、妖精とあそんでくださいね。
お礼がおそくなってごめんなさい。
おっしゃるとおりですね、言葉をつむぐことを大事にしたいと思います。
ヒガシさんも妖精にあえますように。
妖精見れるかもねw
言葉をつむぐこと。これからも続けましょう。
いつか妖精にあえるといいですね。