Nicotto Town



ザ・ライト エクソシストの真実

今年23作目の自宅鑑賞映画

バチカンのエクソシスト養成講座を実際に取材したジャーナリスト マット・バクリオのノンフィクション
(The Rite: The Making of a Modern Exorcist ...)を基にエクソシストを描いたホラー映画。

自らの信仰に疑念を抱く葬儀屋の息子でアメリカ人の神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、
恩師の勧めにしたがい、バチカンでエクソシスト養成講座を受け始めますが、
エクソシストの第一人者として知られる異端のルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)と出会い・・・。

興味深くとても面白かったです。
ホラー映画としては、「エクソシスト」という言葉から連想されるよりもかなり地味な映画です。
悪魔、悪霊、あるいは、科学では説明できないそれは存在しているのかいないのか、
どちらにもとれるような描き方がされています。

儀式(ザ・ライト)の力とは何なのか、儀式は必要なのか。
父と同じ葬儀屋になることを厭った主人公マイケルは、エクソシストとしての道を歩み始めますが、
悪霊祓い(the rite of exorcism)も葬儀も、どちらも儀式なのだという符号が、印象的でした。

邦題は、なんだかミスリーディングを誘いそうです。

【The Rite】2011アメリカ

アバター
2012/08/13 20:49
>corraさま 最近では形骸化したり商業化したりすることも多そうです。
アバター
2012/08/12 06:28
儀式というのは、偽薬のような効果があるんでしょうね。
当人だけでなく、周りの人たちも納得できるような仕組みに
なっているのでしょう。




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