Nicotto Town


しーちゃん


第43話~仲間の力~

~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=42660667

第43話 仲間の力

ビーストたちが戦ってくれている間に
シルフ達は階段を駆け上がり、新たなフィールドへ出た
そこは深い霧が何もかもを隠していた
残った全員が入ると、やはり入口が消えてしまった

サマー:随分と警備が厳しいと言う事は
    この先に重要な何かがあるのだろう

スノー:きっとさくらが囚われている場所と考えていい
    僅かに彼女の力を感じる

突然、霧が晴れた
そこには剣と楯を持った鎧
紫、黒、赤などの色をした鎧が50体くらい待ちかまえていた
3人の四季の神とヒビキが進み出た

フォール:ここは我らに任せろ、お前たちはさくらを助けに行け

ヒビキ:絶対にさくらを救い出してくれよ!

そういうと、4人が鎧に向かって突っ走った
サマーたちが攻撃し、ヒビキが防御すると言う見事な連携攻撃を見せる

シルフ:ありがとう!絶対に助け出すから!

でも、次の階への階段がない・・・・
ヒビキがこちらへ近づいてきたと思うと、指を鳴らした
次の瞬間、シルフ達は階段にいた

リーフ:ヒビキがテレポートしてくれたんだ!

また、あの声が頭に響いた

?:『急いで!奴の計画を止めて!
  さもなくば、私も・・・彼女も・・・・世界も・・・・滅ぶでしょう・・・・』

全員は決意した顔で階段を駆けあがった
そして、3階へ辿り着いた!
でも、そこは暗い暗黒があるだけだった
それと邪悪な気配が・・・・


シルフ:ダークメア!居るのは分かってるんだ
    さくらを返せ!

急に辺りが光に照らされた、同時に出口が閉まった
部屋の中心にいたのはダークメア
その背後には何かの装置があった
その装置の中にさくらは居た
黒い4つのクリスタルが妖しく輝き、さくらから力を奪っている!
苦しそうな顔でさくらは必死に耐えていた・・・・

ホノオ:なんて事をするんだ!
    この悪魔!お前は自分のためなら誰かが犠牲になっていいのかよ!?

アクア:とにかく、早く装置を壊すんだ!

進もうとした瞬間、黒い手が床から生えてきた!
慌ててアクアがシールドを張ったが、長い間持ちそうにない

シルフ:アクア!僕だけをシールドの外に出して!早く!

あまりにすごい勢いだったのでシルフをシールドの外に出した
シルフを黒い手が襲おうとする
だが、弾き返された

ダークメア:我が体の一部がなぜ弾き返すことができる?!
       強力な術が施してあるのに!

シルフ:僕は守りの結界に守られている
    お前ならこれがどんなに強力な結界か知っているはずだ!

ダークメア:なるほどな・・・・・
      だが!その結界は長くは持たない
      結界を作った者の命が消えると同時に結界も消える!

さくらの様子を見ると、既に限界が来ているようにも見えた
急がないと命が危ない
アクアたちがシールドから出てきた
黒い手が襲いかかるが、神の力ですべて破壊された

リーフ:僕たちが奴を止める
    その間にさくらをお願い!

3人が足止めしてくれている間、シルフは装置に辿り着いた

シルフ:「聖なる風の力よ!この剣に宿れ!」

剣が白い輝きを放ち始める
その時、ついに3人が足止めしていたダークメアが動き出した!
3人を結界の中に閉じ込めてしまった・・・・

ホノオ:出せっ!この卑怯者!正々堂々と戦いやがれ!

リーフ:シルフ!僕たちの事はいいから逃げて!

アクア:お前とさくらだけでも逃げるんだ!

こう話している間に、ダークメアは剣で攻撃を仕掛けてきた
素早いため、防ぐので精一杯の状況だ
4人の頭の中に声が響いた

?:『私が・・・・奴を食い止めます
  その結界も壊しましょう
  あなたがたは彼女を救ってください・・・・・』

声が消えた次の瞬間
ダークメアの周りに光の柱が現われ、閉じ込めた
3人を閉じ込めている結界も砕けた
4人で一斉に呪文を唱えた

シルフ:「聖なる風の力よ、我に力を!」

リーフ:「聖なる癒しと大地の力よ、風の勇者に力を!」

アクア:「聖なる水と氷の力よ、風の勇者に力を!」

ホノオ:「聖なる炎よ、我が友に力を!」

力がシルフの剣に集まる、剣が輝きを始める
装置に向かって思いっきり剣を振り下ろした!
だが、黒いクリスタルの1つを壊すのが精一杯である

アクア:なんて硬さ・・・・!
    我らの力だけでは破ることはできない!

突然、背後で爆音がした
振り返ると、四季の神々、ブラッド、ビースト&シャイ(ドラゴン)、ヒビキがいた
全員ほぼ無傷である

サマー:話は聞こえてたぜ!
     俺たちも協力する!

シルフ:ありがとう!
    そうだ!みんな!いい考えがある!

全員を集め、シルフが何かをささやく
この間にも奴を閉じ込めた結界が薄くなっている
ヒビキとブラッドは万が一のためにダークメアの監視をした
残り全員は力をなるべく大きくするため、全神経を集中させていた
シルフが周りを見回す
全員が無言でうなづく

シルフ:ダークメア、俺たちの最大の力・・・・見せてやる!

と言うと、守りの結界を囲むように竜巻が起こる
風に乗り、装置に向かって全力疾走した
その後押しをするようにそれぞれが力を放つ


竜巻がそれらの力を巻き込み、取り込んだ
そして、装置にぶつかった
果たして、どうなったのか?!

~続く~

今回はちょっと友情を現わしてみました♪
あの声の主が、次の話で明らかに?!なるかもしれません
それでは、次回もお楽しみに♪

    

アバター
2012/08/22 17:08
いえいえ。
分かりました。しぉにゃンさんの家に行きますね。
アバター
2012/08/13 13:50
ここにすいません。しーちゃん家に行くね!




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