釣りのランキングで入賞しました。

2012/07/24 ～ 2012/07/30

順位	魚	大きさ
16位	ウナギ	68.48cm

「ウナギ」が１６位に入賞しました ＼(＾▽＾)／

丑の日は過ぎてしまいましたが、なんともタイムリーに釣られてくれたものです ( ´艸｀)

前回、ウナギが入賞したときは、「食べ合わせ」のことについて少し書きました。
今日は少し・・ポリネシアに伝わる神話について書いてみましょうか (^ｰﾟ)ﾉ

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昔、サモアにシナという若く、美しい娘がいました。
その美貌は遠く離れたフィジーにも伝わるほどでした。

フィジーのトゥイフィティはそれを聞き、彼女を妻にするためにサモアに出掛ける決心をします。
そこで、魔法で自身をウナギの姿に変えました。

・・・

ある日、シナが泉で水を汲もうとすると水の中に小さなウナギがいました。
彼女は、このウナギを気に入り、持ち帰って飼うことにしました。

最初は小さく可愛かったウナギも次第に大きくなり、
家で飼うことができなくなったので泉に放すことにしました。
しかし、相変わらず成長を続けるウナギが恐ろしくなり、とうとう逃げ出してしまいました。
別の島に逃げてもウナギは追いかけてきます。

やがて、ある村に辿り着いたシナは神殿の中に逃げ込みました。
しかし・・やはり、ここにもウナギは現れました。

ウナギは、ぐったりした様子で彼女に言います。

「シナよ・・・私は、貴女を妻にするためにフィジーからやってきたトゥイフィティだ。
　魔法でウナギに変身したが、その魔法を忘れてしまい、人間には戻れなくなってしまった。
  私は疲れ果て、間もなく死ぬだろうが・・私が死んだら頭を切り取って貴女の家の前に埋めて欲しい。
  そこからは木が生えてくるだろう。
  その葉で団扇を編み、実がなったら果汁を飲んで欲しい。
  貴女が果汁を飲む度に、私は貴女と接吻することができる。」

と、悲恋の言葉を残して息絶えました。

こうして、シナが埋めたウナギの頭から生えた木が、最初の「ヤシの実」だと言われています。
実を剥くと、３つの小さなマルがありますが、ひとつしか上手く穴が開きません。
これが、飲み口にあたる部分・・つまり、ウナギの口というわけです。

（他にも、結末は同じなのに途中経過や解釈が違う話もあって面白いですよ＾＾）

先日のブログ広場のお題・・プニプニしている食べ物で「ナタ・デ・ココ」を挙げた方もいましたね＾＾
ナタ・デ・ココとは、スペイン語で「ココナッツの上澄み皮膜」のことです。

もし神話通りなら、ウナギがいなかったら・・
ナタ・デ・ココは食べられなかったことになっちゃいますね (*＾ｍ＾*)