ドラマ【遺留捜査】【東野圭吾ミステリーズ】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/08/03 06:40:27
【あらすじ】藤本愛という女性の遺体が、運河に係留してあった台船の上で発見された。愛は頭部および全身を強打しており、転落死の線が濃厚となる。さっそく月島中央署の面々は捜査を開始。佐久間が台船の作業員から得た証言により、愛はどこかの橋から、隅田川上流~運河間を走行中だった船の上に転落した可能性が高まる。そんななか、糸村はただひとり、20万円が入った封筒などとともに、遺留品のバッグの中に入っていたフラメンコ用のカスタネットが気になって仕方がない。 【あらすじ】『甘いはずなのに』中川伸彦、尚美夫婦は遅れた新婚旅行のため沖縄に向かう飛行機に乗っていた。2人の新婚旅行が遅れたのは、伸彦が男手ひとつで育てていた前妻との娘、宏子が不慮の事故で亡くなったからである。伸彦がFAXを送りにコンビニに行った時、強盗事件に巻き込まれてしまい、その間に宏子がストーブを点けて不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒で死亡したという事故だった。伸彦は機内で、まだ宏子の一周忌も終わっていないとためらう尚美の薬指に自分たちも前に進まないといけないと結婚指輪をはめる。
【感想】おっ、奈津子さん、シーズン2で初登場ですね! シーズン1では彼女が絡んだ過去の事件で、シーズン2初回に出てきた大杉漣演じる加賀見を巻き込み、ラスト辺りかなりの騒動になった記憶があります。しかし水野、劣化激しいな…。同年代の他の女優さんと比べると、5~10は老けて見えますね。きっとボトックスとかやってないんだろうなw つまり彼女の老け方が正常で、若く見える人がおかしいってことですよ。ちなみに斉藤由貴の方が4つ年上ですが、年下に見えるよね。斉藤の場合、顔というより全体的にハリがあるのでそのせいかと思いますが…w 痩せたまま美しさを保つのは難しいのね…。さて事件の方ですが、あんな理由で人殺すかーと思いました。被害者の才能を買っていたのに、殺してしまったら元も子もないじゃないですか。それにステッキを持ち出した理由もなんだか納得いかないw まぁこのドラマは、そっちがメインじゃないですからね。今回のメインはフラメンコをやりたいと飛び出して行った娘と、それを許そうとしなかった母のお話。しかし10年の間にお互い歩み寄るつもりになってたんですね。お金が必要で、結局母より酷いキャバクラに務めていた娘も、母の立場がよくわかったでしょう。しかしあれだね、カマボコ板みたいな体型の日本人にフラメンコは似合わないねw やはりあれはボンッキュッボンッな体型でないと…。いや、多少腹とか出てても、胸や尻にボリュームあればおk。今朝BSでイタリア紀行の番組をやってたんですが、シチリア島のある街で、イタリア人が踊るベリーダンスのショーを見せるお店があって、そこのダンサーたち、皆が皆抜群のスタイルとは言えませんでしたよw おなかがポコンと出てた人もいましたが、ダンス始めるともうそんなの関係ないくらいセクシーなんですよね。やはり東洋人には東洋人に合う踊りがあるんじゃないかと思いました…。ともかくどう考えてもフラメンコ1本で生計を立ててくなんて、よほどの才能がない限り無理。今回の被害者もあまり高望みをせず、せいぜいフラメンコ教室の先生くらいにおさまっておけば、こんな騒動にはならなかったのかなとも思います。まぁでもそれは結果論であって、渦中にいる人達には何が最善なのかはわからないよね。
【感想】今回は面白かったですね。登場人物の心理がうまく描かれていました。娘を殺したのが後妻ではないかと疑う夫、夫を傷つけたくないという思いで死まで覚悟する妻、しかし結局何も起きず、沖縄から帰ったら彼らには日常生活が待ってるんだろうなと思いました。妻が殺されてしまったのではないかという、ミスリードも面白かったですね。3泊4日にしては大きすぎるトランク。部屋に来た行きずりの知り合いの目を気にする夫。でも殺すことはできなかったんですね。ただ、もちろん娘が死んだのは自分のせいだと気づけば、夫が傷つというのはわかりますが、命を賭してまでその秘密を守ろうとする心理がちょっとわかりませんでした。だってそれは彼に再び殺人の罪を背負わせることになるんだぜ…。娘の死を知って夫が発作的に自殺しようとしたところに居合わせたなんていう映像が挟まれば、妻の固い覚悟にも納得がいったんじゃないかと思うんですけどね。あと、今時コンビニからFAX送る人っているのかなと思いました。もちろん自宅にFAXやスキャナーなどがないような貧乏人ならありうると思いますが、中川家は家の造りやガレージがあることから、かなり裕福そうに見えました。で、書類を会社に届けないといけないという状況から、エリートサラリーマンではないかと思われます。そんな彼の家に、FAXもスキャナーもないというのはちょっと信じられません。仕事を家に持ち帰らない人種ならともかく、彼が書類を持って帰ったことから、日常的に仕事を家に持ち込む人種であることが伺えます。つまり今回はわかりにくかったですが、この原作はまだそういった機器が一般家庭にあまり普及していない時代に書かれたものではないかと思いました。どうしてもバイクのエンジンをつけっぱなしにしてコンビニまで行くという状況を作らないといけなかったので、設定に多少の無理があったのかなとも思いました。まぁ、どっちかでしょうね。推理作家がこんなことに気づかないってことはないでしょうから…。もちろん、設定が原作通りだと仮定しての話ですけどね。
今思ったんですが、考えてみればコンビニ強盗が朝の人が結構いる時間帯に入るのも、
なんか変な話ですw 普通は人がいない深夜などを狙いますよね。
女優とは怖いもので、男性の俳優に比べ、いい人も悪役もできる人がほとんどだと思います。
男性の場合、一度イメージが定着すると、それを覆すのが大変のようですね。
やっと録画をみましたので、遅れてしまいましたがコメントさせていただきます。
私も、今回はよかったです。最初は、妻が殺したと本気で思いましたね。
加藤あいは、悪役もいい役も両方できるので、いいですね。
悪役では、けっこう犯人役あちこちでやってますもんね。真相がわかるまでは、どっちかわからなかったです。
設定的に、やはり昔の作品なのでしょうね~時代の流れとともに、ミステリーも理解しずらくなりましたね。