キャメロン首相発言にオランド政権反発
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- 2012/08/03 00:34:04
オランド政権が打ち出した高所得者への増税に関し、
キャメロン英首相が「高所得者は是非英国に来てほしい。」と移住を呼び掛けたことが
フランスで反発を呼びました。
オランド氏が大統領選挙の際、年100万€(約1億円)を超える所得者に
税率75%で課税する方針を掲げたことに対するジョーク?だったらしい?のです。
でもね、実際は、仏富裕層のロンドン不動産購入が増加しているそうです。
ロンドンの不動産業者ナイト・フランクが明らかにしたところによれば、
フランスの購入者に対する高級不動産の販売が2012年4~6月期、前年同期比40%増で
平均購入価格も110万ポンドから390万ポンドに増加したそうです。
こうした仏富裕層がケンジントン、ンッティング・ヒル、フルハムといったロンドン西部や、
南西部の高級住宅地だけではなく、一部はロンドン郊外も買っているらしいです。
さてさて、弱きの味方で、富裕層からがっぽとお金を巻き上げるぞと口約した首相殿は
釣る前に高級魚に逃げられたら、いかがなさるのか、さぁてこれからがお立会い(●^o^●)
主人の会社でも、総ミーティングで、イギリス人とフランス人が集まると、
後のパーティーなんかで、必ず出てくるジョークが何々戦いではフランスが勝っただの
そんな話だそうですwで、イギリス人が最後に一言。でも俺達は戦争負けてないけどねw
で収集がつくとかw
それにしても、自国で紳士淑女を演じなければならないイギリス人は、
他国に出ると、一番はめを外す旅行者で有名だとかww
南フランスでも、イギリス人の集まるバーは、シーズンになると
夜通しものすごいことになっていますw
私の住んでいるリゾートマンションにも、このシーズンはイギリス人旅行者に
部屋を貸す人達がいて、明け方に千鳥足でオペラ?のような女性の歌を大声で真似ては
ゲラゲラ笑い、スプリンクラーの前でひざまずいて、何て気持ちがいいんだ!
おお神よ!天の恵みだ!と大げさにジョークを言っては、笑いこけているグループなどを
窓の下に見かけます。 無邪気過ぎて、笑ってしまうのですが、
生活がある住人達には、毎晩ドンチャン騒ぎをされると大変堪えるため
警察が呼ばれ、煩い旅行者達に注意をすることがあるようですww
メルケル首相はしぶしぶ、スペインのことで譲歩したらしいですけれど・・・。
今は単独マルクで勝負すると、マルク高になって
日本のように、輸出しても利益があがらなくなってしまいます。
出来の良くない他の国と組むことで、ドイツも恩恵を被っていますが、
これ以上、ユーロ圏の他の国をカバーして、利益が少なくなると
自国のマルクでやっても利益幅が変わらないなら、
安定したマルクの方がいいやと、ユーロを一抜けするんじゃないかと
主人は言っています。www
フランスの国では、中古物件の値段の大きな値下がりは無いので
手放された時に、かなり良い値がついたのでは・・?と思います。
改装されて、手が加えられていれば、尚のこと
値打ちが上がりますから、お子様達が興味をしめさないなら
手放した方がいいですものね。
今年の春にカンヌの近くで、素敵な戸建が売りに出されているのを見て
欲しいなと思ったのですが、主人はフランスよりイギリスが好きな人なので
あまり興味を示しませんでした。
先日バスの窓から、その物件を娘に見せたら、
わぁ!何て素敵な建物!!と窓にへばり付いてみていましたw
でもね、既に売れて改装中でした。
前庭こ噴水を設け、じんまりしたホテルになるようです。
富裕層からお金とってよは、誰でも思いますよねw
でもさすがに、70%はやり過ぎだと思います。
1億稼いでいたのが、いきなり3000万円の年収になり、
7000万円が税金として持っていかれるのですから、
やってられないやと、国を捨てちゃうのも分りますよね。
これが、工場やブランドの老舗などが、ごっそり海外に移住してしまったら
フランスの国の税収って、どうなっちゃうんでしょになりますもの。
どんな政策で打破するのか、これからが見物ですw
さすがおうらさん。オランド首相をとことん調べてしまうとは・・・w
大統領選最中から、こちらのフランス人スタッフ達と主人が話していたのは
南フランスの富裕層はモナコ辺りに逃げるんじゃないかな?と
いうことでした。
イギリスの成功した人達の理想像としては、
リタイアした後は、気候が良いイギリス南西部に住むこと。
もっと大成功した人達は、南フランスに住んでのんびりすること。だそうです。
今は逆転現象が起こりつつあるのですねw
そりゃそうですよねww その簡潔な返事につきますよねw
だって、富裕層ならお金を一杯持っていて、
どこにでも逃げられますもの。
1億稼いでも3000万円しか自分の手元に入らず
7000万円が税にとられるなんて、そんな馬鹿々々しい仕打ちを
指をくわえて黙って見ているなんてできないですよね。
それにしても、390万ポンドが、ポンと出せてしまうのですから
羨ましいですww
このお話もフランス人の自国愛もさることながらイギリスとフランスの歴史をあわせて考えるだけでイギリス人特有のジョークだなってわかりますよねえ^w^
お互いお互いの国を旅行で行き来するのはわりと好きなようですね〜。
けれどもほんとうに欧州金融危機も心配ですね〜、これ以上円高が続くのも日本経済的に厳しいことこのうえないです・・・旅行にはいいですが。
EU も綻びが大きくなりそう(>_<)
今回、メルケルが譲歩したように見えるけど、
なにか裏で企んでいる気がしてならないです(^-^;
買い求めたのは。そして昨年の秋ごろにそのファームハウスを手放しました。
理由は以前はロンドンからドーバーを渡り車で行っていたようなのですが
長時間かけて行くのも億劫な年代になってきたことと子ども達はあまりは
興味がなかったようでそれで手放したようです。
その30年ほど前は多くのイギリス人がママンド周辺にファームハウスを
買い求めたらしく結構な人数のイギリス人が住んでいたようでした。
一度でしたが皆で夕食をした記憶があります。そして友人の友人宅へ
お邪魔したことも!大半の方が定年退職されての移住、或いは長期滞在の
ようでした。
>仏富裕層のロンドン不動産購入
なんと逆転したのですね。確かにこの私ですらリバプールのほしいと
思っているマージーリバー沿いのマンションが¥1000万出さずに
買えるのですから!!←だぁ~りんにかなり強く反対された。。
高級住宅街ですと2億3億はザラですが、ポンドの低い時に不動産購入は
よい投機でしょうね!!
逃げられちゃったら話しにならないですね^^;
世界経済の行方はまったく不透明ですから、ヨーロッパの先進国も大変そうですよねぇ。
もちろん日本もヒトゴトではありませんが^^;
フランソワ・オランド仏大統領が変えた大統領像と執務
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3590.html
フランス大統領選 : 社会党フランソワ・オランド候補、2012年1月22日の選挙戦開始演説全文訳
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3377.html
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日本にいるとフランス=パリくらいに思えちゃいますが
Lilyさんのいらっしゃる南フランス(オック語地方)とか
スペインよりのバスク地方もあったり、
いわゆるパリ20区だけぢゃ無いんですよね。
文化ってか、言葉・歴史から考え方などでも
それぞれ「深い」のがあるよう思っています。
労働問題など、「富の再分配」などと言われる仕組みは
今はどこの国でも大変みたいです。
ましてやフランス革命から共和制の国になっている以上は
国民の納得づくの政策しか有り得ないはずなので
殊更大変なんでしょうね。
どこかの国の政治家も見習って・・・(ゲフンゲフン。
あと、もともと福祉はキリスト教の範囲っぽかったのに、
そうでない移民も増えていて行政の財政まで圧迫されだしているとか。
日本の生活保護問題に繋がるように思ってしまいました。
フランスがどうなるかこれからも楽しみです(^^/