えんどう豆とおひめさま
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/07/01 23:48:28
The Pea and the Princess
6冊目の洋書。イギリスの絵本。
アンデルセンの童話
『The Princess and the Pea(えんどう豆の上に寝たお姫様)』をそのまま絵本にしたものではなく、
えんどう豆くんが語る、ほんとうのおひめさま(the Real Princess)探しの物語です。
”The Pea and the Princess” ミニ・グレイ(Mini Grey)
宮殿の菜園育ちのえんどう豆くんは、兄弟たちとさやの中にいるときから、
自分にはなにか重大な役目があるという予感をもっていました。
そりゃあ特別なえんどう豆に決まってますね。
だって、そのえんどう豆くんにだけ、かわいい2つの目がついていますもの(笑)
丁寧に描き込まれたカラフルでやさしい風合いの絵と、思わずくすっとしてしまう物語でです。
重大な役目を終えたえんどう豆くんが博物館に飾られて物語は終わります。
ガラスの大きなケースのなかに、あざやかな緑色のえんどう豆くんがちょこんと。
なんだか誇らしげに見えて、読みながら顔がほころんでしまいました。
Amazon.co.jpで見かけて、表紙絵とタイトルに釣られて購入したのだけれど、アタリでした♪
未邦訳。日本版がまだ出版されていない絵本だと思うと、なんだか得した気分です~。
そこで、えんどう豆くんが大活躍します。それもありえんやろーと思いつつ、とてもかわいいです♪
子供心にそんなん何枚もお布団ひいたらわかるわけないやん!!!
と思って読んでました。
そのお話のエンドウ豆くん主人公のえほんがでてるなんて! おもしろそうです♪