豪雨被害のあった熊本ですが
市内は通常通りでした。

市内を流れる川は、若干流れが早く、被害の後始末である
青いビニールシートが目立つ場所もありましたが
概ね日常が戻ってきているように見えました。

仕事関係の人たちから逃れるごとく、こっそり地元バス会社の日帰りバス旅
というのを予約しておりました。
阿蘇山を越え、山奥にある小国温泉に行くんです。
（添乗員がつくわけではなくて、バスと温泉お昼券がパックなだけ）

確認に行くと、小国温泉に向かう道路が三か所、土砂崩れ及び冠水の為
通行止めで一か所だけになっているとのこと。
今日から開通しています。迂回運転するので４０分から１時間の遅れになります。
とのことでした。

キャンセル料なしでくキャンセルも受け付けます。
でしたが、まぁ、行ってみることにしました。

ずっと雨マークが出ていたんですが、強い雨には滞在中、
当ることはありませんでした。
振っていても、車の中だったり、食事中だったりで、出ると止んでくれていました。
この時期、曇の方が湿気があったとしても
日焼けや暑さに比べれると、よかったような気がします。

バスは蛇行して、南阿蘇や、阿蘇山に向かいます。
緑豊かな高原の風景に、霧が立ち込めてきて、やがて真っ白に。
対向車もライトを点けて通り過ぎて行きます。
景色は全く見えません。

でもね、わたし霧が結構好きなんです。
不思議な感じでしょう。
やがて消えて行く霧の中
異次元に繋がっている道が現れそうな気がしてきます。

たっぷりの雨を含んだ草木は、艶やかな緑を濃くし
力を得ている感じすら受けます。

大雨のあとのせいでしょう。
昼間の温泉客は少なく、露天風呂、貸し切り状態。
バスも貸し切り状態。
料理もすごい豪華でびっくり。
往復バス代料理温泉込みで、５９００円なんですが（バス代、通常片道２千円）
料理だけでも５９００円越えていました。

前菜に盛り合わせ、二皿に（キッシュがおいしい）
鮎の焼き物、リンゴのコンポート添え
なすと冬瓜の湯葉寄せ煮物
豚の緑茶しゃぶしゃぶ（たっぷり野菜付き）
おじゃこご飯とお味噌汁
デザートには、トマトのコンポートココナッツミルク添え
（変わった味で、ココナッツミルクの濃厚さとトマトの酸味がマッチ
珍しい美味しさでした！）

質、量とも、ちょっと嬉しいびっくりでした。

仕事関係だと一台のバスの詰め込まれ、愛想笑いし通しで
団体さん向け料理を食べさせられるはずなんで
かなり、やったぜ！という気分でしたｗｗ
泊りたかったなぁ。。
http://www.ota-hanamura.com/index.html

ＫＩＮＡＣＯさんは概ね元気でした。
車で迎えに来てくれました。
動体視力はなんとか大丈夫、色も予測判断らしいですが
なんとかなるそうです。

聞けばびっくりするような病持ちなんですが。。
それは安静にしておかねばいかんやろう！と毎回言っていますが
ワイルドに動く人です。。

病持ちのわりに、丈夫なんかもしれへんね
と言うと
そうそう。と笑っておりました。

熊本は車なしでの移動は厳しいので
沸き水、名水の白川や
高森田楽保存会
http://www.aso-aso.com/012gourmet/05local_dish/takamoridengakuhozonkai/
　
に案内してもらい、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
これだけでもおなかいっぱいですが、ここにキビご飯と、だご汁がついて
もうおなかいっぱいになりますｗ

ただ、この少し下では水害が発生、まだお一人行方不明なんだそうです。。

熊本は水が豊かで美味しんですが
それゆえ水害の被害もあとを絶たないようです。

ただ、日常に戻るのも早く
災害と付き合って暮らしているんだなぁとも感じ取れました。

昨年の地震津波被害
原発さえなければ。。と苦いが思いが広がります。

ＫＩＮＡＣＯさんから戴いたメッセージは
おいおい、それぞれのお伝えしにいきますね。
しばらくお待ちくださいね。

皆さん、心配してくださって、本当にありがとう。
また会えるよ。でした。

わりと人見知りなんです。とお互い言い合っておりますが
旧知の友ようでした。
これもニコでいろいろと話していたせいかもしれませんね。