Nicotto Town


日々reco新聞


日本と中国が戦争をする日

尖閣諸島を巡って、日中が対立しているように見えます。


この種の対立は本音と建前があり、
各種メディアが戦争を煽っても、実際には起こらないものです。

しかし、起こらない、と思っていても
対応の仕方によってはつばぜり合いのような
小規模の対立があるかもしれません。

恐らく日中の現役政治家はこの種の動きを心配していると思われます。

戦争をするには戦争をするだけの覚悟が必要ですが
日本は核武装をしておらず、日本側から見れば戦争は
できません。
仮に核武装をして、憲法を改正して、好戦的な政治家が
現れたとしても、現状の日本の戦略は「専守防衛」であって
攻撃用の武装を殆ど持ちません。

一方、中国は経済も発展し、防衛費も日本を超え、
核武装もしており、好戦的な政治家が現れれば
戦争ができそうに見えます。

しかし、中国は歴代「戦下手」です。
特に人海戦術(人の犠牲がいくらになっても戦う戦術)が
使えない海戦ではその傾向は一層強く、
例えば日清戦争では、日本と中国の国防費を比較すると
1:7で中国が7倍の費用を投じたにも関わらず
結果は日本の勝利で終わっています。
思えば、赤壁の戦いの時代から中国北部政権は
海戦を苦手としてきました・・。

中国が軍事費を現在の7倍にすればありそう?
と思いますが、中国というのは難しい国で、

戦に勝っても負ける国、
戦に引き分けたら負ける国、
戦に負けたら負ける国

戦争をしても目的を達成できない場合が多いです。

どういう意味かというと、戦争を本気でして
国威(国のプライド)を傾けて、
万が一負けると、国の内政が持たないのです。

勝つために、戦費を使えば内政が持たず、
ずるずると引き分けても周辺国が国境を犯すリスクがあり、
万一負けたら、国土は切り取られる、という事です。

ということで、相手のあることなので油断はできないものの
日中の戦争はありません。

ではなぜ、対立を煽るのか?

日本では2013年つまり来年、衆議院と参議院で選挙があります。
(民主党が衆議院を満期で解散する場合)

中国では今年2012年10月全人代で習近平氏が
国家主席に選ばれる予定です。

アメリカでは今年2012年11月大統領選が始まります。

韓国では2012年12月大統領選です。

体外強硬策は選挙で人気です。
言葉を変えれば、体外的に弱腰であったりすると
国内批判者が批判をする、という事です。

体外強硬策を打ち出す時は、内政に不安がある時というのは常識です。
消費税増税、東日本大震災復興の遅れ、原子力発電所事故復旧・・

日本にもそのような安易な考えの政治家がいるかもしれません。
対外的に強硬策をいう政治家の心強い言葉の裏側には注意が必要です。

ただ、憲法9条が国を守る、核武装は絶対反対、沖縄は平和の海に、
という主張の人達には全く賛成できません。
(よく言って常識はずれ、悪くいって責任転嫁の売国奴)

新憲法作成、国民背番号制、スパイ防止法の
3点セットがある程度の内政外交問題を解決するのでしょうが、
これらすべて、一度は国民とメディアが大反対をした内容です。

外交で煽る前に、冷静に国民の事を考えた政治をお願いします。

アバター
2012/07/20 10:15
世界の選挙惑星一列(^-^)
 
戦争...宇宙人の地球戦略でもなければ、世界での戦争はなくならないかな。
そんなくらいしか世界中が一丸になる目標なさそう。

ああ、しそうかさんのすばらしいブログにバカなことを書いてしまいました(>0<)申し訳ありません......




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.