ドラマ【平清盛】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/07/16 14:54:55
【感想】いよいよ平氏の時代の幕開けですね。これで清盛は一族の悲願だった参議に昇進。晴れて公卿の仲間入りを果たしました。しかし今回の乱で難を逃れた成親や西光は、後に平氏とまた深く関わることになります。特に西光は、尊敬する義父を殺した源氏に相当な恨みを抱いているので、頼朝を死罪にしなかったことに批判的でしょうしね。その頼朝の命を救ったことで、後に平氏が滅亡することになるのですから、皮肉なものです。こういった権力闘争は、どちらが悪いわけでもないのですが、どうしても史実に残りがちなのは、後から政権を奪取した側の意見です。池禅尼が頼朝に同情したのが愚かだったというのは後の為政者の源氏からの視点であり、公平に見れば頼朝って恩知らずってことになると思います。まぁ、自分が生き残ったことで、敵側が滅亡したことを考えれば、敵を皆殺しにしなきゃいけないと思うのは、当然かもしれませんけどね。あと、なんだかんだ言って結局清盛は常盤御前を側室にしましたが、この当時、というか、戦国時代くらいまで、敵方の奥方を側室にするのは当たり前だったようです。戦国時代に詳しい方ならご存知のことでしょうけど。今の感覚からすると、相当おかしいですよね。時子が変な怒り方をしていたのがおかしかったですねw でも、清盛といえば今や参議にもなった武家のトップですから、側室の1人や2人いない方がおかしいんです。いないとなれば、逆に正室の尻に敷かれているとか、時子にとってあまりありがたくない噂が流れてしまいますからね。しかし今回はオカダマにスイッチする前の頼朝の見せ場でしたなぁ。中川クン、なかなかがんばってました。なかなかのイケメンだし、これからの活躍が期待できます。頼朝に沙汰を言い渡す時、清盛から頼朝が義朝に見えていた演出はちょっと面白かったですね。ハラハラしましたけど。
最近の小顔で手足が長くいかり肩の人には合いませんが…。
玉木と中川はイケメン系ですが、コヒさんはどうだろう…w
弁慶は、以前祇園闘争事件の時、清盛が神輿に矢を射ったのを目撃してから、
平氏を嫌うようになったんじゃないかと思います。
頼朝役の子は、時代劇の衣装がとても似合ってミタの時より男前度が増してみえました~^^
不思議な事に、小日向、玉木、中川の親子3代、ドラマが進むにつれ、
顔立ちもだんだんと良く似ているように見えてきますね
弁慶が何かと顔を出していますが、なぜ源氏に肩入れするようになったのか思い出せないワタシです^^;