Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


葉と陽の海


木漏れ陽。
地面に落ちる影を、
いつも波のようだと思っていた。
今日、ぼうっと通りすぎてしまうところだったが
風が吹いた。
波紋のように揺れ、
さざ波のような音をたててこすれる葉たちに
気づかされたのだった。
腕や足に葉紋といっていいそれらを映す。
葉と陽の海の中だ。

アバター
2012/07/12 04:31
エリーさんありがとうございます。
特に木漏れ陽の影の中に身体をひたすと、植物たちと近づけたような気がするのでした。
そのときに、いつかの誰か、彼らとも、接しているのかもしれませんね。
アバター
2012/07/12 00:10
日差しを浴びて、風をうけ揺れる波や葉たちは、
なにか見えざるもののおとずれを感じさせます。
そして同時に、
古代の昔から、私たちはそうやってそれらを見てきた
というような、悠久の時間をも感じさせてくれますね。



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