葉と陽の海
- カテゴリ:日記
- 2012/07/11 23:43:45
木漏れ陽。
地面に落ちる影を、
いつも波のようだと思っていた。
今日、ぼうっと通りすぎてしまうところだったが
風が吹いた。
波紋のように揺れ、
さざ波のような音をたててこすれる葉たちに
気づかされたのだった。
腕や足に葉紋といっていいそれらを映す。
葉と陽の海の中だ。
木漏れ陽。
地面に落ちる影を、
いつも波のようだと思っていた。
今日、ぼうっと通りすぎてしまうところだったが
風が吹いた。
波紋のように揺れ、
さざ波のような音をたててこすれる葉たちに
気づかされたのだった。
腕や足に葉紋といっていいそれらを映す。
葉と陽の海の中だ。
特に木漏れ陽の影の中に身体をひたすと、植物たちと近づけたような気がするのでした。
そのときに、いつかの誰か、彼らとも、接しているのかもしれませんね。
なにか見えざるもののおとずれを感じさせます。
そして同時に、
古代の昔から、私たちはそうやってそれらを見てきた
というような、悠久の時間をも感じさせてくれますね。