Nicotto Town



朝風景


目覚めた時には激しく降っていた雨もいまは止んで、雲の色も灰色から白へと移りゆく。
時々顔を覗かせる青空が、雲の流れる速さを感じさせる。

朝の仕度に出て行く友人達を見送り、そっと窓を開ける。
吹き込んでくる冷たい風。
朝の空気の香り。
近くを流れる川のせせらぎが聞こえる。

少しけだるい旅の朝。

窓の向こうは山風景。

木々から立ち上る朝靄が、雲となって山の中腹を漂い、消えてゆく。
次々と生まれては消えてゆく雲。

見ているうちに切なくなって、少し楽しいお話を考えてみた。


森の中で生まれた妖精たちは、寄り集まって山裾を漂いながら、それぞれの居場所を見つけ、山へ、あるいは街へと旅立っていく。

居場所を見つけられなかった妖精は、空へと昇りひとひらの雲になって、旅を続ける。
いつの日か、自分のありかにたどり着ける、その日を夢見て・・・


やっぱり、少し切ないお話になってしまった。

旅の朝はけだるい・・・

別に、前の晩に呑みすぎたからじゃないよ(#^.^#)


PS
その後、朝の仕度から戻ってきた友人達との会話

「ねえ、ここのおトイレ、なんか臭くなかった?」
「うん、雨のせいで、臭いがこもってるのかもね」
わたしが行った時は、そんなでもなかったけどな~。
「もしかしてさ~」
「臭いの元って、あんただったりする?」
しないよっ!

それよりわたしは、階段の臭いが気になったよ。
昨日、階段、変な臭いしなかった?
「別にしなかったけど?」
「自分の足の臭いなんじゃないの?」
・・・そこまで臭くないやいっ!

妖怪「悪臭婆ァ」とゆかいな仲間達の会話
でしたっ!
(#^.^#)

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2012/07/10 19:25
momokur1さん

一人は高校時代からの友人なのですが(もう一人もその頃のクラスメートなのですが)、
何だか、周りの評価では、わたしは「足が臭い女」と言うことになっているようです。

失礼しちゃうわ(`ヘ´) プンプン。
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2012/07/10 19:17
ひろさん

うん。
残念ではあったけれど、いつの日か、しあわせな思い出に変わる・・・予定です(#^.^#)
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2012/07/09 18:48
わあ、すてき♪ と思いながら読ませていただいたのですが、
PSのところで 爆笑しちゃいました。 クンクン ~
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2012/07/09 16:44
あはは~

臭い者同士の 旅^^  ア・・シツレイ^^


願は叶わなかったけれど それもまた 記憶に残るのかもね^^


わたしも 山が 好き^^



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