Nicotto Town


海を想いながら犬と暮らす


新訳

翻訳者が違うと、ずいぶん雰囲気違ったりするもの

あら、今頃?
という気がしたんだけど
新訳出たので再読
トマス・ハリス 「羊たちの沈黙」

昔、旧訳で読んだときに、
この翻訳、へったくそやなぁーーって気がしてたんだよねー
英語、読めんくせに生意気だけどw
なんか、直訳というか、それ日本語になってないしというか
本自体は、すっごく面白かっただけに残念で
映画もよかったしなぁ
ジュディ・フォスターもアンソニー・ホプキンスも大好きなんで

で、今回の新訳

すんごい、すっきりっっ!!

大体、旧訳でなじんでると、新訳は違和感強くて
だめなことが多いんだけど
今回は断然新訳のほうがいい

ひとつ例でいうと…
旧訳でなぞのセリフだった
「薔薇の香りをはなちながら」
おそらく原文come out smellinng laike a rose
これが新訳では
「なんら非難されることなく」窮地から脱出できる 

ちょっと調べてみたら
“今ある状況が好転する”
“苦労した末によい結果になる”
という意味合いがあって
日常的には
“大丈夫!”というニュアンスで使われるみたい
なるほどなーーー
勉強になったよ☆

ただ
新訳で、ここは誤訳じゃないかと思ったのが
ビルのセリフ
「君は14歳か?」
たぶん原文は「君は14か」で
ここは旧訳の
「君のサイズは14か?」が正解じゃないかと

改めて旧訳も読み返してみようっと


ジャンル的に思いっきりサイコ系なので
未読の方はご注意を

アバター
2012/07/09 21:49
こんばんは。

>トマス・ハリス 「羊たちの沈黙」

新訳出たのですね~。
好きな本なので興味津々です。
情報ありがとうございますヽ(^。^)ノ
アバター
2012/07/07 22:28
ジュディ・フォスターもアンソニー・ホプキンス
良かったねぇ(*´ー`)




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