新訳
- カテゴリ:日記
- 2012/07/06 18:31:49
翻訳者が違うと、ずいぶん雰囲気違ったりするもの
あら、今頃?
という気がしたんだけど
新訳出たので再読
トマス・ハリス 「羊たちの沈黙」
昔、旧訳で読んだときに、
この翻訳、へったくそやなぁーーって気がしてたんだよねー
英語、読めんくせに生意気だけどw
なんか、直訳というか、それ日本語になってないしというか
本自体は、すっごく面白かっただけに残念で
映画もよかったしなぁ
ジュディ・フォスターもアンソニー・ホプキンスも大好きなんで
で、今回の新訳
すんごい、すっきりっっ!!
大体、旧訳でなじんでると、新訳は違和感強くて
だめなことが多いんだけど
今回は断然新訳のほうがいい
ひとつ例でいうと…
旧訳でなぞのセリフだった
「薔薇の香りをはなちながら」
おそらく原文come out smellinng laike a rose
これが新訳では
「なんら非難されることなく」窮地から脱出できる
ちょっと調べてみたら
“今ある状況が好転する”
“苦労した末によい結果になる”
という意味合いがあって
日常的には
“大丈夫!”というニュアンスで使われるみたい
なるほどなーーー
勉強になったよ☆
ただ
新訳で、ここは誤訳じゃないかと思ったのが
ビルのセリフ
「君は14歳か?」
たぶん原文は「君は14か」で
ここは旧訳の
「君のサイズは14か?」が正解じゃないかと
改めて旧訳も読み返してみようっと
あ
ジャンル的に思いっきりサイコ系なので
未読の方はご注意を
>トマス・ハリス 「羊たちの沈黙」
新訳出たのですね~。
好きな本なので興味津々です。
情報ありがとうございますヽ(^。^)ノ
良かったねぇ(*´ー`)