ドラマ【東野圭吾ミステリーズ】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/07/06 12:55:29
【感想】危ない危ない、これ始まるのすっかり忘れてました。5分くらい遅れて録画にしましたよ。人気ミステリー作家・東野圭吾の短編を、毎週1話ずつ放映するというオムニバス形式の珍しい連ドラで、毎回豪華な俳優陣が出演するのも見もの。初回はスポンサーのダイワハウスのCMにも出演している唐沢寿明主演で、ヒロインに田中麗奈でした。さすがに2枚目俳優として昔から主役を演じてきた唐沢も、かなり見た目が劣化しましたねぇ。元々どちらかというと童顔だったのと、顔がたるんできたので、あまり渋い年の取り方をしてませんね…。そろそろ脇に回ってもいいんじゃないかなと思います。一方の田中は、いつも思うのですが、見る角度によって表情というか顔そのものが全然違って見えちゃうんですよね。だから最初は田中だってわからなくて、わかってからも何度か別人みたいに見えたことがありました。不思議な顔してるよなぁ彼女…。さすが猫娘に選ばれただけあるわ。さてお話の方ですが、あんなビデオがあるんだから、自殺だろうとは思ってたんですが、以前自殺しようとした時にもビデオを撮影したことがわかってから、大体話は読めちゃいました。彼女があの時のビデオをまだ取ってあると石上に言ったのはなんか不自然だったので、最後のどんでん返しも読めてしまいましたね。こういう不倫ネタを扱ったミステリーの王道というか、典型的な展開でした。作品古いのかな? あと、今時ビデオテープってないわぁと思いました。保管するにも再生して今後の参考にするにも、デジタルデータの方が便利なのは明白。今時テープに録画するタイプのビデオカメラを探すだけでも大変ですよ…。ただデジタルデータとなると、録画した日付がはっきりデータに記録されちゃいますからね。それを変えるとなると、専門的な知識が必要になってきます。恐らく原作が書かれたのがまだテープに録画するのが当たり前の時代で、ドラマ化するに当たってそのへんの事情でテープにしたんでしょうね。いっそのこと10年くらい前の話にした方がよかったですね。デジタル機器の進歩は本当に秒進分歩なので、ミステリーで扱う場合、注意が必要ですよね。例えば20年前くらいにあったダイヤルQ2なんかを扱ったミステリーは、今はもうダイヤルQ2そのものの説明からしないといけないくらいで、使い物になりません。今でもまだ存在はするようですが、現在新規登録はできず、2年後にサービス終了するようですよ。
買い換えることができなかったとか、説明があればまだよかったんですけどね。
デジタルの動画しか知らない世代にはさっぱりな内容だったと思います。
テープ自体がトリックだから、いまどき・・・ってなりますね。
時代の流れが、速すぎて・・昔のトリックはもう使えないですね