裏と表 ＃１４
- カテゴリ：自作小説
- 2012/07/02 10:14:43
✿主な登場人物✿
・中山 萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田 苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山 貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田 勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
・水原 梨花・・・萌のいとこの美人&アメリカ暮らしのモデル。
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第十四章「裏の顔が見えた時」
苺「8年前・・・。桃子ちゃんと一緒にいた人・・・そう。大田勇君が好きだった。
でも桃子ちゃんを・・・勇君がかばって死んだ。だから復讐の途中なの。
怖いのはまだまだこ・れ・か・らっ☆」
とニヤッと笑って立ち去っていった。
桃子「・・・・」
桃子は流したくない涙をそっと流していた。
そして雨がザーッと降ってきた・・・・。
梨花「桃子・・・！？何してるの！？風邪引くよっ・・・！」
といって傘を差し出した。
桃子「梨花・・・ちゃん・・・？」
梨花「桃子っ・・・その顔・・・」
ないてる顔をみて驚いた梨花。
桃子「・・・・・・・・・」
桃子はバタッと倒れた。
梨花「桃子っ・・・・！？」
梨花は急いで病院へ向かった。
萌「えぇ？お姉ちゃんが！？」
梨花「ええ・・・。何か大きなショックを受けてたみたいだけど・・・」
梨花は悩んでいた。
萌「お姉ちゃんが・・・大きなショックを・・・・？」
梨花「うん・・・。倒れるくらい大きいショックだったんだろう・・・。」
梨花はそっと丸椅子に座って足をクロスに座った。
萌「梨花姉ちゃん・・・。大きなショックって・・・？」
萌は聞いた。
梨花「帰りに苺に会った。苺が関係してるのは間違いないでしょうね・・・」
萌「へぇ・・・！？苺が！？ないよ・・・それは・・・」
ないよ。というよりあってほしくはなかった萌。
梨花「いいや。認めて。おそらく流儀って人も関連してるわね・・・。
これは調べる必要ありね。」
萌「やめて！！苺は何もしてない・・・絶対にっ・・・！」
萌はうずくまって泣いた。信じたかったのだ。
梨花「萌、それは無理。桃子のためでもあるから・・・。ねっ？」
梨花はうずくまった背中をさすった。
萌「梨花姉ちゃん・・・。苺は何もしてないって証明して・・・。」
梨花「わかった。約束する」
と梨花はニコッと笑ってそっと病室から出て行った。
萌「苺・・・。」
萌はただ信じていた。
苺には裏などないと・・・・。
でも萌の予想を超えるくらいの苺は大きな『裏』があったのでした。
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第十五章へ続く・・・。
※実話ではありません。
続きが気になってしまいます(´･ω･`)