トランスフォーマー/リベンジ
- カテゴリ:映画
- 2009/06/25 23:43:26
今年24作めの映画館鑑賞。
とても楽しかったです~♪
2007年公開の「トランスフォーマー」の続編。
金属生命体トランスフォーマーが悪のディセプティコンと正義のオートボットに別れて
地球の滅亡をかけて戦うなんとなくSFっぽいロボット・アクション映画。
前作を観ていないと(忘れていると)、置き去りにされるストーリーになっています。
かっこよいオプティマス・プライムと音楽も物語性があって、私は今作の方が面白かったです。
大学生という設定だけど主人公は小学生くらいのナカミで、
(※映画自体は子供向けではありません。米はPG-13指定)
薄っぺらではあるけれどいちおう、少年の成長物語というファンタジーの王道を踏みながら、
そこに、豪快なデタラメさとご都合主義をつっぱしる勢いある展開と迫力かつ繊細な映像が加わった
私には完璧といいたいくらいのエンターテイメント娯楽超大作になっていました。
軍事系の映像も、ミリタリー・マニアじゃないけど!おおはしゃぎモノで、
「スター・トレック」と同じく我慢大会モードでした。
映画館だとはしゃぎたいのにはしゃげないから。
何が何でも映画舘の大スクリーン&音響で観なくっちゃ!!なのだけれど、少し寂しいです。
映像が素晴らしいのはもちろんだけど、音の作り方もすごくうまいです。
金属音というのか、トランスフォーマーたちの動きに伴う音。
バトルシーンの大音響でも不快にならないギリギリのところで、
機械なんだけど生命体だと感じさせるような不思議な感じです。
ツボだったのは、ジェットファイヤー爺さん。
スミソニアン航空宇宙博物館に行くというだけでなんだかうれしくなっているところに、
ブラックバードの登場で(とくに好きというわけでもないんですが)テンションが上がってしまうのに、
そのブラックバードに変形する老トランスフォーマーがすごく素敵でした。
頑固で愚痴っぽくでヨボヨボなところがたまりません(笑)
美味しいところをさらっていくようなあっぱれな最後も、かっこよくてよかったです。
ブラックバードをゴルフ練習場にしたサイテーの「アイ・アム・レジェンド」とは大違いです。
それにしても、マイケル・ベイ監督はやりたい放題でした。
人類=米軍のようになっていようが、米空母も世界遺産も壊しまくろうが、おもしろければいいんですが。
倒産したGMvs生産中止になった超高額戦闘機F-22っていう図式は、アメリカ経済破綻に対する皮肉?
ヨルダン軍はあんまりな扱は、ちょっと気の毒でした。あれはいくらんなでも酷いです。
人類側の対ディセプティコン特殊部隊NESTもかっこよかったです。
レールガンが出てきたのも、ちょっとうれしくて楽しかったです。
映画の中で、クローバー・フィールドのポスターを見つけました。
ナルトのポスターもたぶん。(ナルトがなんとなくしかわかっていません)
そういえば、”リベンジ・オブ・ザ・フォールン”とタイトルになってるフォールンが
あまり目立たなかったような気がしましたが、どうでもいいやつなのでどうでもいいです。
私は面白くてあっという間でしたが、興味がない人には2時間半は辛いと思います。
シャイアが好きだとか、挿入歌が好みだとか、何かないと辛そうです。
面白いって言うから来たのに、どこがカッコイイのかわからないし、誰が誰やらわからないし、
ロボット同士のバトルは何が映ってるのかもわからないし、音はウルサイし、長すぎ。
とは、帰るときに前方から聞こえてきたオンナノコたちの会話の内容。
トランスフォーマーは前作の映画からしか知らなくて、玩具やアニメはまったくわかりません。
★★★★☆【Transformers: Revenge of the Fallen】2009アメリカ
(注:★は個人的な鑑賞後感メモで、映画の評価ではありません。)
>伊勢うどんサマ はしゃいだ気分のまま書いているので…(笑)
老トランスフォーマーというキャラを抜いてしまうと、説得力がなくなって感じそうですね。
うまいことつくりますよね。ほんとうに。
>まかろんサマ ジェットファイヤー爺さん、杖をついてヨボヨボ歩くんですよー。
>miyukiさま ああいうおおらかさはアメリカ映画ならではだと思います~。
>K2サマ スミソニアンでは、もっと長く探し回ってくれるといいのにーと思ってしまいました。
>アリシアさま 長さをまったく感じませんでしたねー♪
シャイアも挿入歌も好きだけど映画自体も好きなジャンルなので
本当に楽しめた作品です★娯楽映画にはもってこいの映画だと思いました。
エンターテイメント万歳!と言う映画でしたよね。
個人的に、航空宇宙博物館の飛行機が映ったシーンでテンション最大でした (笑)
>そこに、豪快なデタラメさとご都合主義をつっぱしる勢いある展開と迫力かつ繊細な映像が加わった
>私には完璧といいたいくらいのエンターテイメント娯楽超大作になっていました。
に関しては 石油掘り連中を宇宙につれていく映画を作った監督なので豪快なデタラメは得意芸なんでしょう
見ようによっては だれにでもわかる中身のなさそうな映画ですが、ここまで スキを感じさせない盛り上げる
作品をつくりあげるのはだれにでもできることではないと思います。
老トランスフォーマーに関しては 類型で語ると賢者といったとこでしょうね 弟子は師匠を乗り越えていくという
感じで トランスフォーマー側のキーマンて所でしょうね このマシンのおかげで、オプティマス・プライムにも感情移入しやすくなってるし 屍を乗り越えて行けという感じで ほんとうはちがうけど!
アクションが派手で面白そうな作品ですねww
前作とあわせて観ると内容も分かりやすくてよさそうですね(^^