ドラマ【Wの悲劇】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/06/15 12:27:42
【感想】摩子にしろ淑枝にしろ道彦さんにしろ、今まで半日ほど音信普通のことがなかったって、やはり一般人とはちょっと違いますな(;´Д`) 結局犯人は原作通り道彦さんだったわけですが、ラスト淑枝が道彦さんを殺すのは原作になかったように思います。まぁ、原作の道彦さんは、そもそも存在しないさつきを殺そうとしたりはしませんでしたからね。今までは浅見光彦やハンチョウの村雨刑事など、犯人を追い詰める側だった中村俊介が犯人役なのは初めて見たかも。慣れてないせいか、悪人演技にたどたどしさを感じましたw しかしあのとってつけたようなラストはなー。2サスよろしく崖の上に摩子を連れてったり、警察が包囲する中妻が夫を刺殺したり。警察何やってんだw 中里はあの時、言葉で制止するだけでなく、淑枝を羽交い絞めにでもして止めるべきだったよな。そして結局摩子は自分の屋敷に戻り、さつきも元の生活に逆戻り。いくら和辻家のメンツが丸つぶれになったからといって、財産までが全部なくなってしまったわけではないだろうに、何故和辻家を乗っ取る計画はやめたんだろう。ていうかそもそも母親が娘として引き取ると言ってたんだから、そのまま引き取ってもらっていれば、いずれは摩子と財産を二分することもできたはず。まぁでも彼女にとって、元の生活が一番気楽ではあるんだろうね。淑枝が本当は自分のことを心配してくれていたこと、春生が本物の母親のように自分を気遣ってくれたことを知って、元の生活に戻ることにしたのかな。でも和辻家のお嬢様であることは確かなんだから、きっと摩子のことだしこれからも何かとさつきのことを気にかけようとするだろうね。流れとしては、摩子がさつきに金銭を送るけどさつきはいらないと言って突き返す、仕方がないので摩子は春生に金を送り、春生は何かの時のためにその金を貯めておくって感じかな? 摩子と言えば、弓坂といい感じになってたのに、結局進展はしませんでしたね。やはり一介の刑事と富豪のお嬢様では、身分が違いすぎるのか…。このお話はこれで完結で後も先もないのだから、別れるならもう一生会わないくらいの約束をするか、くっつくならそういう予感のする終わり方をしてほしかったですね。与兵衛、道彦が死に、淑枝がタイーホされてしまった今、和辻家の財産はおじさんに乗っ取られてるのかな。財産はおばあさんのみねが一番もらうんだろうけど、彼女には管理能力はないでしょうからね。そもそも、与兵衛を殺したのは道彦だったんだから、摩子をかばおうといろいろ工作をした遺族たちの財産分与権がなくなるとは思えませんしね。にしても、結局主治医で与兵衛の間崎は全然出てこなかったなw
摩子は東京で弓坂のお嫁さんになる!なんていう
ぶっ飛んだ終わり方でもよかったのにねぇ。
結局犯罪者以外は元の鞘という面白くない終わり方でしたね。
あの崖は最初から出てきたものの…崖=2サスという
方程式ができてしまっているドラマ界で、あれはなかったと思いますw
せっかく崖の上につれてきたのだから、ナイフでなく、崖から突き飛ばすべきでは?!
あんなにたくさんいた、警察も傍観者になっちゃってたし・・・まるで、古い2時間サスペンスのような終わり方でした。
弓坂には、もっと熱く愛を語って欲しかったな~