E・Tから遠く離れて。。
- カテゴリ:日記
- 2012/06/10 01:51:18
SF愛読少女時代がありました。
入り口はブラットベリィ。
「10月は黄昏の国」という美しい題名の、
どちらかというと、ファンタジーに近い短編集でした。
夕暮れ時の寂しさに包まれるみたいな
切なく綺麗な物語たちに、夢中になりました。
彼の作品は抱きしめるように、大切に読んだのです。
それから、世界SF全集に手を出し、ひたすら読みまくりました。
スペースオペラの代表作レンズマンシリーズにわくわく。
「シリウス」の天才犬の孤独を想い、「幼年期の終わり」の異星人の姿に唸りました。
映像化は無理と思われたスペース・オペラが実写化されたような
「スターウォーズ」には狂喜乱舞。(シリーズ途中から食傷気味なりましたが)
異星人ものとしては、いろいろあるけれど
一番好きなのは「E・T」
おばあちゃんデフォルメ星人とも見える、微妙に可愛い姿。
数回行ったことがあるユニバーサルスタジオ、必ず入ります「E・T」館。
自転車に乗った記念写真まで撮ったんだから。
友だちが、誕生日のプレゼントにと指にライトが灯るフィギュア人形をくれたりしました。
未知と遭遇は、決して怖いものじゃなかった。
愛情と善良さと、勇気さえあれば、理解しあえるかもしれない。
現実はそうではなくても、もしかしたら。。という夢が見れました。
それとは真逆の「エイリアン」も登場していて、
絶対的に恐ろしい存在だという可能性もリアリズムがありました。
土曜のお昼にwowowで「SUPER 8 」が放映されていました。
つい観ちゃった。
スピルバークもコラボしている作品だとか。
状況はE・Tとよく似ているんですが、異星人があまりにも兇暴。
異星人だけが悪い訳じゃなくて、
利用しようとする悪意ある存在の人間はいつの時代にもいて。。
それが復讐劇に発展していくところが
今の時代を感じさせます。
主人公の少年が話す言葉
「辛い時もあるけれど、何とかやり過ごして
それでもやっていけるよ」
善良さと勇気だけでは、わたしたちは分かり合えない
双方、それなり犠牲を払い傷だらけにならないと
真実に辿りつけないのだろか。。
時代は、指の先に友情の灯りを見つ出す楽しみを奪い去って
進んでいってしまたんだなぁ。。と
なんともほろ苦い感想を持ったのです。
シリア停戦、祈ります。
その時々、時代を反映しているように思えますね。
E・Tの作られた時代は、夢があったような気がします。
自分たちとは違う何かを敵としてみるか
理解しようと試みるか、
もちろん危険もあるのでしょうが
知を育てるのは、恐怖ではないはずだと思うんです。
異国との関係がもつれる元に似てますね。
夢のあるSFは
愛のある他者理解につながるように
子どもの心に必要な栄養ですね。
ふふwwそっくりなおばあちゃんがいたのよw
身近にね。95歳で、株やって食べてた気難しいおばあちゃんでした。
お年寄り系の顔なのよねw
わたしは宮沢さんだと、スターウォーズのジェダイ・マスターのひとり
ヨーダでしょうかww
ウィリアム・ギブスンといえば「ニュー・ロマンサー」ですね。
日本のアニメ攻殻機動隊(結構観てましたw)マトリックスにも影響与えた作品ですね。
たぶん、読んだことがあると思うんです。。
細部は忘れたんだけれど、情報の山が流れるように出てきてました。
2012年に映画化される予定のようですよ。
楽しみですね!
チャールズ・シェフィールドは読んだことがないですね。
機会があれば手にとってみます。
創元推理文庫も早川も、文庫が充実してますね。
分厚い本は、値段も単行本並みですね。
日本は翻訳文化が素晴らしいので、ミステリーとSFで踏ん張る2社
頑張ってほしいなぁと願っています。
のどかな時代じゃないっていうことの反映なんでしょうか。。
暴力に走り過ぎていたり、強烈な皮肉があって
かなり痛いですね。。
異質なものを排除することに流れがちだからね。。
とても気になるんですね。。
実はわたくしめ、プチトレッキーでありますww
テレビ番組シリーズ、映画、ノベルもあったな♪
ほぼ全部観ているはずですww
一番好きなシリーズはセカンドのネクストゼネレーション
パトリック・スチュワート扮するピカード船長、アンドロイドのデーター
このシリーズの逸話にはSF古典の内容も織り込まれ
平和的に解決しようとする方向性があって、心に残る物語がたくさんあります。
もちろん初回も好きです。
スポックが好きだったんですよ。緑の血のバルカン人。
子どもの頃だったから、異星人との結婚もすんなりと受け入れられたんでしょうね。
大人になると、いろいろ難しいやろう。。と思ちゃいますねww
それにね、なんでみんな美人なんやろねww
銀行で働いていた時、そっくりなおばあちゃんがいたんですww
儒教の影響を受けた国では、受け入れやすいキャラクターかも。
スターウォーズのお師匠さんも、似てますもんねw
果てしなき宇宙、地球以外にも知的生命体は存在するの可能性は大
でも、今の人間の在り方を知れば、スルーしていくかもしれませんね。。
つい最近まで御存命だったファンタジー界の大御所ですね!
少年、少女時期に出会うとハマり方が違う気がします。
レンズマンシリーズもきっとその一つ。
想像力満載で、読まないといけないから
大人になると他のことが気になって仕方なくなるかも。
今は、実写やアニメの視覚からくる情報に
慣れちゃっているから、
自分なりの想像力を養うってことは、案外難しい時代かもしれませんね。。
E・Tへのオマージュ的なシーンもたくさんありましたが
少年少女たちの、友情の結束力は心動かされるものの
未知なるものがすべて敵であると、
排他的に他国を攻撃してしまった米国の世情への批判もあるんでしょうね。
ST(スタートレックシリーズ)の最終、最新のテレビ「エンタープライズ」
船長の名前、忘れちゃったけれど、びっくりするくらい攻撃的で
途中から見るのやめました。
イラク進軍中だったから、暴力肯定だったのかもと思ってみたり。。
未知なるもの、異質なものは敵であるのか。
攻撃するしか方法はないのか。。
違う道はないのか。。
そっちをね、模索して欲しいなぁと願ってはいるんですが。。
アンチエイジング系は「コクーン」ww
泉に入ってみたいww
まず火星人が浮かびますね。
子どもの頃ね、「宇宙人よ攻めてこい」という題の作文を書いて
職員室で話題になったことがありましたw
外敵があれば、内部紛争よりも
防衛に必死になるから、戦争もなくなるであろうという内容。
最終的に地球が勝利するから
ホッとする着地点がエンタメのお約束事でもありましたね~。
ケロロさん。たんまにお顔はお見かけするんですww
観てましょ♪
ハヤカワ文庫いっぱいもってます。
分厚いほど面白いですね。
創元推理文庫もあるかな。
ウイリアム・ギブスン
チャールズ・シェフィールド
このあたりオススメです^^
「第9地区」なんて地球人が見て醜い異星人が地球人を「醜い」と思ってる。。有るかもしれないけど皮肉すぎる。
いつか通して見たいと思っています。
私に影響を与えたSFは「宇宙大作戦(スタートレック)」です。
同じ知性を持つ者同士ならきっと分かり合えるはず。
宇宙人とも、地球人とも・・・。
私はヒューマノイドタイプなら星間結婚でもいいなあ!
と子供心に思ったものです。
あまりキャラクターなどに興味を示さない母ですが、
ETは好きだと言ってた覚えがあります。
友好的な宇宙人ばかりだといいですね。
見えない敵より、近場の人間のが恐ろしい気がします。
懐かしいなぁ「10月は黄昏の国」!
レンズマンシリーズも手を出したんだけど、訳文の古めかしさにシリーズ途中で実は挫折したまんま。
読もうと思って文庫を大学時代に古本で買ったんだけど、まだ書棚に入っています。
そのうち、引っ張り出して読もうかな。
「SUPER 8 」は数週間前にDVDで見たところです。
子どもの考え方って柔軟だよね。
大人はそれを忘れてしまう。
未知のものに対して敵対や恐怖を感じてしまうって……
そして共通の敵に挑むための団結ならできると言う意味では、そろそろ地球外の敵を見つけないといけないのか!?
昔からの構図です
こうしておけばいろいろ作りやすいですからね
ただ出来上がった作品はどれも同じようなモノしかありませんが
「ニューヨーク東8番街の奇跡」のUFOが欲しかったなー
SFというよりコメディーでしたけど
" 地球侵略 " といえば
「ケロロ軍曹」でしょ
面白いよー
(ΦωΦ)ふふふ・・・・