天使のお迎え 12
- カテゴリ:日記
- 2009/06/24 22:42:02
「んまあ、ずいぶん大きなチワワだこと。
・・・え、20万人超えた記念!?」
夕方、おしゃべり広場にある、チワワの銅像を見上げて、
ウェディングベアの花嫁くまぬい、アンジェはため息をついていた。
「まあ、記念なのはわかるけど・・・人気だったら、くまぬいよね。」
どうやら、ライバル心が芽生えている模様。
「ねえ、もういい加減にしましょうや~!」
「そうだそうだ、俺はお昼だって食べ損なったんだ!」
ドレスに靴に帽子にアクセサリーと、アイテムの全ジャンルから
ひとつずつのお土産をかかえたマント男二人のおでこは、
汗でぴかぴか光っている。
「そうねえ・・・あんたたちも頑張ったんだから、ごほうびを
あげてもいいわよ。」
そういうと、アンジェは、目の前にオープンしている、
おしゃべりカフェのテラスに腰掛けた。
「アタシはアイスカフェオーレとイチゴケーキ♪
あんたたちは、好きなモノ頼んで来なさい。」
空いた椅子にお土産を丁寧に積み上げ、
マント男は奥のカウンターへと嬉しそうに駆け込んだ。
「やっぱアイスだよな!」
「・・・兄貴・・・。」
「オマエ何にする?クレープでも喰うか!?」
「あのさあ、兄貴・・・。」
「あ、すいません!アイスオレとイチゴケーキと、
チョコソフトに・・・オマエ、クレープでいいな!?」
「いや、いいけどさ、兄貴・・・。」
「あ、ハイ、あとコーラとポカリね~!はいはい、
おつりはちゃんと貰って・・・と♪」
「兄貴・・・。」
「なんだよ、うるせーな!」
「あのナマイキなくまぬい、俺たちが頑張ったごほうびって言ってたけどさ。」
「ああ!?だからどーした!」
トレイに商品を乗っけてもらい、うほうほとテラスへ移動しながら、
黒マントの男は、うるさそうに緑マントの方を振り向く。
「ごほうびなのに・・・なんで兄貴がみんなの分を支払うんで!?」
「・・・!!!」
「イテ!急に立ち止まるなよ兄貴、危ないなあ!」
「それも・・・そうだよなあ。」
「なあ、今だったら、逃げられるんじゃあ・・・!?」
「そういうことは、もっと早く言え!気付かれちまったじゃねーか!」
テラスの椅子から、ご機嫌なアンジェが手を振っている。
「遅かったじゃない!ま、混んでるからしかたないけど。」
黒マントが運んできたアイスオレのグラスを両手に抱え、
おいしそうに喉を鳴らす。
「ここのイチゴケーキ、一度食べて見たかったのよねえ♪」
フォークを使いもせず、豪快にイチゴケーキを頬張るくまぬいに、
黒マントが話しかけた。
「俺たち、ちょっとトイレに・・・。」
「そうそう、トイレに・・・。」
アンジェは、食べている最中は静かにしろとばかりに、手を振った。
「さっさと行ってきなさいよ。」
・・・・かくして、テラスにアンジェを置き去りにしたまま、
二人のマント男は、ほうほうの体でアジトへと逃げ帰って
行ったのだった・・・。
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こ、こんなくまぬいに育てたオボエはっっっ(泣)!!!
2日ぶりで、随分久しぶりな気がしますwww!
なんかもう、暴走を止められない状態になりつつある・・・くまぬいですwww!
ガンちゃんさん♪
多分、くまぬいに極道の世界があったら、ねーさんになってるかもwww!
yukinkoさん♪
自分でも不思議なほど、書いてしまっているwww!
あたるくんは、自然が好きなのですね♪その方が子供らしくていいな!!
冷房の効いた室内でゲーム三昧してるよりwww!
ショッピングモールの子連れね、冷房目的でしょうがね、うちの子はモールじゃ全然楽しまない・・・。野生系?雑貨屋なんかに行きたいけど、割れ物うっかり割ったりしないかと気にかけるくらいなら、暑くても外のほうが、いい私です^^
きがします・・・(^^ゞ
続きが楽しみ~❤
どうなるんでしょうね・・・ころんでも絶対タダで起きないタイプですからw!
気になります。
待っててくれて嬉しいです~♪果たしてこの話、あと何回なんだろうかwww!
ヌマっちさん♪
も、ほんと、自己中なくまぬいですよね(^^;)!
最初はこんなじゃなかったハズなんですが・・・っっっ!!!
でもこの時間に読まないと落ち着かない自分がいますw
あはははは・・・リアルに人間やってたら、絶対
総スカンくらうタイプな気がします、このくまぬいwww!
カッコいい!!