第25話~警告~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/06/09 17:48:37
~これまでのあらすじ~
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第25話 警告
あの後、皆は城へ戻り、女王様に報告をしました
ドライアドたちは疲れたためか寝ていましたが・・・・・
女王様:さくらさんはとても強い力があるのです
ですから、少しだけ気を失っただけですむのですよ^^
シルフ:そうですか・・・・・
それにしても、なぜさくらにあのような力が・・・・?
フラワー:分からないけど・・・・
彼女の杖に何か宿っているのではないのかしら?
シルフ:月を守護するものが守っていますが・・・・
彼女に関しては何もわかりません
アクア:月を守護するもの・・・・?
聞いたことがないな
リーフ:兄さんでも知らないなんて・・・・
何者なのかな?
ホノオ:せめて、会えればいいのだがな・・・・
その時、辺りの景色が急に歪み始めた
歪みが収まった時、そこは城の広間ではなかった
月が二つ浮かび、花が咲き乱れる世界・・・・
シルフ:これは・・・・ルナム―ンの世界・・・?
銀色の長い髪に黒い瞳の女性・・・・
ルナム―ンがいつの間にか立っていた
ルナム―ン:その通りです
あなた方を呼びよせたのは私です
初めまして、先代の方と選ばれし者達よ
フラワー:あなたは彼女を守護しているの?
ルナム―ン:違います、私は彼女の力が呼びよせたもの
本来、杖に宿るべきものとは違うものなのです
ウイング:今回はどういった用で呼びだしたんだ?
ルナム―ンはさくらの横に跪くと言いました
ルナムーン:彼女の力を目覚めさせてはなりません!
これ以上目覚めたら、奴が目覚めてしまう!
長年私が封印してきたものが解き放たれたら
世界は・・・・宇宙は終わってしまう!
これは・・・・警告である!
フラワー:あなたはいったい何者ですか?
普通の妖精ではありませんね?
ルナム―ン:あなた方は私の名前を知っているでしょう・・・・
我が真の名はルナライト、世界を照らす者である
その時、さくらが起きた
さくら:あれ?なんでルナライトがいるの・・・・?
あ・・・名前間違えちゃった・・・・
夢で出てきた人と似てたからw
シルフ:夢に出てきた・・・?
さくら:うん、何かを封印してたけど・・・・
場所とか呪文もクッキリと伝わってきた・・・・
ルナライト:私があなたに見せたものです
そなたの力は強大で珍しい・・・・
その力、心して使うように!
次の瞬間、さくら達は元の世界に戻っていた
その後は何も起きなかった
皆は城に留まることになり
なぜかさくらとシルフは同じ部屋になった
二人の間にはなぜか沈黙が続いた・・・・
さくら:ねぇ、シルフって好きな人とかタイプっている?
シルフ:え・・・?えっと・・・・僕が今好きな人は
明るくて元気でちょっと目を離すのが心配な子だよ
時々僕をドキドキさせちゃうんだよ・・・・
さくら:ふーん・・・・・
誰なの?それってw
シルフ:え・・・・っと・・・・・
それは・・・・その・・・・
シルフは言葉に詰まってしまいました
なぜなら、シルフはさくらが好きだからです!
シルフはついに決心していいました
シルフ:僕が好きなのは・・・・さくらだよ!
さくら:え?今のって聞き間違いかな・・・?
シルフ:聞き違いなんかじゃなくて僕はさくらの事が好きなんだ!
一緒に戦っているうちに段々好きになって・・・・
さくら:言おうとした事先に越されちゃった~
あたしも言おうとしたのに・・・・・
シルフは急にまじめな顔になってさくらのそばに来ました
シルフ:これからの戦いは困難だと思う
でも、僕は何があってもさくらから離れたりはしない!
さくらは僕が守るよ^^
シルフはさくらをギュと抱きしめました
さくらの顔は耳まで真っ赤です!
その時、さくらが急に扉の方に向かい、勢いよく扉を開けたら・・・・・
皆がなぜか立っていたのです!
シルフ:今のもしかして・・・聞かれた?
さくら:みたいだね・・・・
二人の顔は真っ赤です
ホノオ・ファイヤー:二人ともおめでと~♪
コーラル:アクア、あたしと良かったら・・・・・付き合ってっ!(顔真っ赤)
アクア:別にいいけど・・・・・っ(顔真っ赤になりながらコーラルを抱きしめる)
リーフ・ドライアド:2人が付き合うの?!弟の意見は?!
フラワー:あの二人、お似合いねぇ^^
ウイング:ハハハ^^
その夜は人生で一番賑やかな夜でした^^
これからは辛い戦いが待っていることを皆知っていながら・・・・
~続く~
今回は何とついに告白!
しかも両想いです!最高!しかもルナム―ンが格の高い精霊で
ルナライト、世界を照らす者=神に近い存在なんです!
次回もお楽しみに♡
いなかったけど・・・。
とりあえず私も合コン行くわw