Nicotto Town


ゆかりんちゃ


いつでも恋を


大学の時、萩原朔太郎の「恋を恋する人」という詩について話していた時のこと、

男が女性になる妄想をするようなちょっと変わった詩なのですが、
どこが恋か分からないと言って議論が煮詰まって行った時のこと、教授が
「君は恋したことがないのか。」
と聞くので、じゃあ先生は?とある生徒が質問し返すと、教授は、照れもせず

「俺はいつでも恋してるね」

といったのが、忘れられません。

結局、その時教授に「奥さんにですか?」と尋ねたひとがいたが、写真をゼミ室に飾るほどの愛妻家の教授が、恋と結婚は別ときっぱりいったのがさらに夢見がちな大学生の疑問を増やし、収集つかなくなりましたが。





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