Nicotto Town


日々reco新聞


日本人 収容所

アメリカと日本が戦争をしたことをご存知でしょうか?

つい先程のように思えるイラク戦争も来年で10年となります。

時間の流れが人に歴史を忘れさせてしまうこと
それに対して、記録をつけ、語り継ぐことにより抵抗するのです。

今日のエントリはアメリカと日本が戦争をした時の事です。
日本と戦うアメリカは、日本人を敵性国民と考え収容所を
つくり収容しました。
アメリカは同時にイタリアやドイツとも戦ったのですが、
ドイツ人もイタリア人も収容所には入れられませんでした。

アメリカと戦った国で、日本人だけが収容所にいれられ、
財産をとりあげられ、番号で呼ばれ、苦しい日々を送りました。


日本とアメリカが戦争をする20年ほど前、
国連の会議で人種差別を撤廃する議案を
「日本が」世界で初めて国際会議で提案し、
フランスや中国などが賛成し過半数の賛成を
得たにもかかわらずイギリスと「アメリカ」などの
反対により実現しませんでした。

今のアメリカでは想像もできませんが、
以前はアメリカも人種差別をしていました。

ですからその当時の判断としては収容所に日本人だけ
収容されるのも普通の事でした。


こうした背景の下で、日系アメリカ人の中には
戦争に従軍することでアメリカ人である証を
しようと考える人達がいました。

442連隊の人たちがそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC442%E9%80%A3%E9%9A%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E5%9B%A3
上記のページをご覧いただければわかると
思いますが、死傷率は300%を超えています。
第二次世界大戦時の日本軍の死傷率は30%ほどと
思われるので、軍人を大切に扱ったアメリカ軍の
中で群を抜く死傷率であったと思われます。

結果、アメリカ軍の部隊で最も多くの勲章を得ています。

この連隊の一部の人たちがドイツ・ミュンヘンの
ダッハウ強制収容所の解放に従軍したことが
明らかになってきました。

両親や家族が収容所住まいを余儀なくされている時に
アメリカの為に戦う、日系二世の方々の思いは
いかばかりかと思います。

生き残った人々に対する尊敬の念は当然として
戦争で不幸にして亡くなった方のご冥福をお祈りします。

今月が442連隊創設から70年目になります。

世界から不幸な戦争が無くなりますように。




























































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2012/06/09 08:35
いつだったか、ドラマになっていましたね。




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