Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


フェルメール、真珠2作品、6月上陸。&スカーフ


今年もフェルメール作品が日本に数点やってくる。もうすぐだ。
「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館 6月13日~9月17日)と「マウリッツハイス美術館展」(東京都美術館 6月30日~9月17日)の二つ。
前者では《真珠の首飾りの少女》、後者は《真珠の耳飾りの少女》(他《ディアナとニンフ》1点)。
どちらも真珠。首飾りのほうは、日本初上陸だそうだ。横向きの少女が、首飾りを手にもって、鏡に映った自分の姿をみているのだろう。鏡は窓のように明るい、そちらから光がさしているようだ…。おののいたような、少女の姿…。
耳飾りのほうは、十年ぐらい前に日本に来ていた。青いターバンが印象的な少女が、振り向きざまのように、こちらを見ている絵だ。
けど、わたしは本物をみていない。つまり、両方とも、実物を見たことがない。
フェルメールは特に本物をみないと良さがわからない。あの光、明るさ、というのか。いや、多分、フェルメールに限らず、油絵や水彩、日本画も…、筆致がわかるものは、本物でないと、作者と対話ができない気がする。浮世絵とか、リトグラフなら、画集でも、作者の声がきこえてくるのですが。声というか、作者の視線と交わせるという瞬間がやってくるというか…。
ともかく、実は、このあいだ、フェルメールのリ・クリエイト作品展(複製ですね)である『フェルメール 光の王国展』にいって、がっかりしたばかりなのです。そこにある絵からは、光がまるで感じられなかった、作者がそこにいなかったから。まあ、世界中にちらばっている全作品を一堂に見れる、というのが売りなので、あまり辛いことをいうのはやめておきますが。

真珠の首飾り、耳飾り。多分、どちらも見に行くことになると思うのだけど、とりあえず耳飾りのほう、「マウリッツハイス美術館展」の前売りを購入しようと思って、ネットで見た。耳飾りのほう、以前見に行かなかったことを、随分と後悔していたので。
調べると、自宅のプリンターでチケット印刷するタイプのものも売っていた。さらに。前売りは一枚、1300円なのだけど、200円プラスの1500円(つまり当日券と同じ値段になってしまうのだけど)で、コットンスカーフ付き観賞券というのが売られていたのを発見、迷わず購入。青いスカーフに《真珠の耳飾りの女》がプリントされている。
おまけだ、附録だ、うれしいなあ。
ということで、おもわずここに、まだ行く前だというのに、フェルメール展のことを、書いてしまったのでした。

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2012/07/06 09:54
KEIさん、ありがとうございます。まだ見てないのです。
両方とも、上野公園の中なので、行くなら二ついっぺんに回ろうと思っています。
耳飾りのほうが、6月30日からなので
それを待っていたら、バイトが忙しくなってきてしまい、いついけるか…。
必ず行きますね。首飾りをやってる国立西洋美術館、常設もすきなので。


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2012/07/06 05:09
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」、「真珠の耳飾りの少女」・・・ご覧になりましたか?

ご感想をぜひブログにアップされてくださいね。




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