Nicotto Town



Polaris~小さなわたしだから~

もしも君が

照りつける太陽の下を歩いていたら

わたしは、そのほほをなでる一陣の風になろう

強い日差しを遮ることは出来なくても

少しでも、君の汗が乾かせると良いな


もしも君が降りしきる雨の中を歩いていたら

わたしは一本の小さな木になろう

その雨のすべてを遮ることは出来なくても

少しでも、君にかかる雨を減らせたら良いな


もしも君が疲れ果て

道ばたに座り込んだら

わたしは

足下に咲く、一輪の花になろう

君の身体を癒してあげることは出来ないけれど

少しでも君が

笑顔を見せてくれたら良いな


もしも君が

夜の闇の中を行くのなら

わたしは

Polarisになって

君と一緒に行くよ

夜道を明るく照らすことは出来ないけれど

いつもここにいて

君が話し掛けられるように

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2012/05/29 23:08
素晴らしい詩ですね。
北極星は位置が変わらないですから、
まさにピッタリですね。



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