Nicotto Town


「さくら亭」日報


本日のお着替えとか色々


黒ガチャ18弾、初日にきぐるみ(世話好きねずみ)を出していたので
フリマに出品してみました。
このアイテムでは私の欲しい和物は無理だろうと判断し、
求めに書いたのが「2010年のP限定1:1」。
スイートゴシックとか書いたらさすがに強欲かもしれないと自粛したのです。

で、私はフリマに長々と時間をかけるのが嫌いなので
出品当日に応募されたうちで一番、普段の自分なら入手しないであろう
「フラワープリンセンス(ロザリンド)」白を選んでみました。
正直、人気とか価値とかよくわからないけど
たまにはこういうのも面白いかもしれないとか思って。
で、これはフリマの弾になる予定なのですが一度くらい着ておこうと。
素直に着たらスカート丈が短く、ニーハイが邪魔だったので
ティアードスカートを重ねてしまいましたとさ。
あー、ゴスにゃん白が保護色だわw

タイトルに色々、とつけたのは話があちこち飛びそうだなと予測したからです。
数日前、恩田陸の『ブラザー・サン シスター・ムーン』を読みまして。
それについてちょいと語りたいし。

地方の高校から東京の同じ大学に進んだ女1人男2人。
僅かに重なりつつ、それぞれの学生生活を送った4年間を描く連作短編。
これ、面白いと思う人とそうでない人の差が激しそうです。
私はかなり恩田陸ひいきなのですが、第一話と第三話はわりとどうでもよくて
どちらもさらっと一回読み流したのですが
第二話の「青い花」だけは繰り返し繰り返し読んでしまいました。
高校からベースをやっていた衛(まもる)は、大学でジャズサークルに入会。
これがプロも輩出するという超ハイレベルな有名どころ。
同じ1年のオズマ(ピアノ)と雅也(ドラム)と組んでバンド結成しひたすら練習。
その音楽三昧の4年間の話。
連作の主人公3人はそれぞれどこか醒めたところと内に秘めたものがあるのですが
衛はサークルのトップまで行きながら、そつなく単位も取り、就職も決め、
卒業後はベースから遠ざかるだろうという予想をしています。
まだ未熟だった頃にうまい先輩とセッションするシーンがとてもいいし、
でも最後のあるセンテンスが非常に気になる。
ある曲を聴いていて将来またベースを弾きたくなることに、といった一文です。

すみません、そんなあやふやなこと記述されても、こちらはなんのことか判らない。
――なんですけどね、恩田陸だから。
もしかしたらいずれ書いてくれるんじゃないかとか期待しちゃうんですよー!
前例がありまくりだからねえ。
『三月は深き紅の淵を』でさらっと触れられた内容が
『麦の海に沈む果実』や『黒と茶の幻想』になってたりしたから。
というわけで、衛の話はまたぜひ読みたいです。
単に、音楽が書かれる話が好きだからというのもあるかもだけど。

余談。
恩田陸はなんといっても『六番目の小夜子』!!!!!!!!!!
文庫2冊と単行本1冊持ってる馬鹿は私ですw
関根家の三兄弟の話とかもう書いてくれないかなー。




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