スーパーサイズ・ミー
- カテゴリ:映画
- 2012/05/17 23:24:33
今年14作目の自宅鑑賞映画
ファストフードを30日間食べ続けたらどうなるかを検証した人体実験ドキュメンタリー映画。
「スーパーサイズ」メニューを勧められたら、必ず「スーパーサイズ」にすること、
マクドナルドのメニューの全てを一度は食べること、等のルールに従って、
モーガン・スパーロック監督自身が、30日間1日3食マクドナルドを食べ続けます。
人体実験ドキュメンタリーってどんな映画なのか興味はあったのものの、どちらかというと、
太っていくおっさんを見ても仕方ないんじゃないかという気持ちが強かったのですが、
被験者の内面の変化も捉えられたドキュメンタリーで、なかなかおもしろかったです。
でも、食べる様子を見ていて、少し胸焼けがしました。
「スーパーサイズ」って、ほんとに大きいです。
実験の様子を追う映像と、実際の数値データ、消費者や関係専門家へのインタビューが、
明るい音楽のせて、監督のちょっとふざけた調子の語り口によって、テンポよく構成されています。
ことさら悪い面を強調したり、非難したりはしておらず、攻撃的な感じはありません。
大量のファストフードを摂取し続けた結果は、医学的な数値もなるほどという結果でした。
でも、実際どうなのかわかりませんが、この映画を観たファストフード好きさんのうち、
もう食べるのはやめようと思う人より、そう酷くないよねと思う人の方が多そうな気がします。
私は、おっとりして温厚な監督の印象が、なんだか少しトゲトゲというかピリピリした感じに、
変わってしまっていたのが、ちょっと怖かったです。
【SUPER SIZE ME】2004アメリカ
貧困層が気楽に購入できる価格であのボリュームだなんて、原材料がとても不安です><
>カトリーヌさま 何か、習慣性を促す麻薬的なものを想像してしまいます。
それまでの健康的な食生活あっての、あの結果かなと思います。
あれだけ偏った栄養摂取を続けていたら、心身に影響でて当然かな~、
と思いました。過ぎたるは猶及ばざるがごとし・・です。。。
でも、よく飽きずに、毎食マックを続けられたものだと感心しました。
アメリカ人の貧困層の多く方が、安くて満腹になれるファストフードを食べてるとしたら、ピリピリして暴れんぼうが増えたりするかもしれないですね~