第17話~命の大切さ~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/16 22:22:34
~これまでのあらすじ~
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第17話
シルフの体に入り込んだシャドウには
攻撃が不可能になり、こちらはピンチに陥った
でも、さくらは諦めない
さくら:「光が闇を照らして浄化する」
さくらは手から白い光を放った
でも、シルフの体に入ったシャドウをすり抜ける
さくら:やっぱり・・・
シャドウのように攻撃がすり抜ける・・・・
シャドウ!男だったら出てきて正々堂々と戦いなさいよ!
シャドウ:挑発に乗るような私ではない
それに、お前たちはまだあの力を手に入れていない!
リーフ:あの力?
それって何のこと?
シャドウ:教えるわけないだろう!
この村の地下に眠っていると言われる伝説の妖精
フェアリー・ナイトのことを言うと思ってるのか!
アクア:こいつさっきっから自分で言ってるけど
頭大丈夫なのか・・・・?
何気なくひどいことを言うアクアw
シャドウはそれで怒りに燃えあがり攻撃を仕掛けてきました
シャドウ:「闇の風が光を吹き消し暗黒となる」
風の刃が3人をおそう
アクアがとっさに
アクア:「聖なる水が闇から守り包み込む」
水でできたシールドを周囲に出現させました。
でも、風の力はとても強く、ヒビが入ります
さくらはアクアに何かを言いました
そしたら、シールドの上に穴が開き
そこからさくらが出てきました
シャドウ:消える覚悟が決まったのか?
さくら:シルフの体から離れなさいシャドウ!
あなたは人の体に入って卑怯な手を使うなんて、
あんたのボスも落ちぶれたわけ?
さくらは挑発をしてみましたが、聞きません・・・・
シャドウ:私は前の魔物や死神とは出来が違うのだ!
あんな捨て駒のようなやつらと比べないでほしいね!
さくらの堪忍袋が人生で初めて切れた
さくら:あんた・・・・今、なんて言ったわけ・・・・?
シャドウ:だから言ったではないかあんな捨て駒と一緒にするなと
その時、さくらの人が変わった瞬間
にっこりとほほ笑んだのだ
次の瞬間大声で
さくら:ふざけないで!
デビルもデスも捨て駒なんかじゃない!
私たちと同じ命を持った生き物よ!
それを捨て駒呼ばわりするなんて絶対に許さない!
その時、村全体が輝きを放った
そして、上空に妖精が現れた
戦士のような姿をしていて顔は見えない
?:我が名はフェアリーナイト、ナイトと読んでくれ
そこの少女よ、今の声はお前の物か?
さくらは驚いて頷くことしかできなかった
ナイト:君の中にある闇に打ち勝つ光の力が私のところまで届いた
少女よ、私の力をもらってもらえないだろうか?
君のような命の大切さを知る妖精をずっと待っていたのだ
さくら:私でよければ受け取りましょう
その力で仲間を、大切な人を助けたいのです
ナイトは静かにうなづきました
そして、さくらの方に静かに下りてきたその時
闇色の球がナイトをかすめました
シャドウが放った球です
リーフ・アクア:ここは任せて!
二人が時間を稼いでくれるようです
さくらはナイトと向き合いました
ナイト:君に託す力は絶対に敵に渡してはならない物だ
君たちが5人そろった時、その力は発動するだろう・・・・
さぁ受け取りたまえ
ナイトが金色の光る球体に変わり
さくらの体に吸い込まれて行きました
そしてさくらは新たな力を手に入れたのです
シャドウ:こうなったらお前らまとめて倒してくれよう!
シャドウは巨大な闇の力を集めて巨大な球体にしました
さくらはそれを見て
さくら:シルフの体を使って卑怯な戦い方をするあんたを
絶対に許さない!
さくらがジャンプしたシャドウと同じ目線に行く
呪文を唱える
さくら:「聖なる力よ悪を追い出し拘束する」
シルフの体に光が入り込む
そして、シルフからシャドウを引き離し光の錠で拘束した
シルフの体を地上で二人が受け止める
さらにさくらは呪文を唱える
さくら:「聖なる光が闇を包み光になる」
シャドウは呪文の力を跳ね返そうとしますが無駄です
光の球体になり4人の杖におさまります
同時にシルフが目を覚ましました
シルフ:あれ?僕操られたんじゃ・・・・
リーフ:さくらのおかげだよ
君の中から闇を追い払ったんだ
アクア:さくらにはいつも驚かされるな・・・・・
まるで可能性を秘めた力のようだ
夕日がさくらの顔を照らします
さくらは駆けもどってきてシルフに涙目で飛びつきました
やっぱり一番心配していたのはさくらだったんですね^^
~続く~
今回はさくらの新たな一面が見られました!
敵であっても大切な命
それを分かっている彼女は敵の言葉に怒りを燃やしたのですねw
私も、さくらみたいな女の子になりたいなぁ。
なんていう文章力なんだ~うますぎる