自作小説 呪縛の家その6
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/16 15:30:21
「…お姉…ちゃ…?」
舞子の叫び声に加奈子がわずかに反応する。舞子自身まだフラフラする状態で加奈子の元に駆け寄ろうとして、そのまま加奈子の横に倒れこんだ。ペンキまみれでよくわからぬが、うでに新しい傷がある。深くはない。しかし、こんな状態ではまずいに決まっている。
「電話…救急車よばなきゃ。電話はどこ?」
加奈子のそばを離れたくなかった。しかし助けを呼ばねば。舞子は混乱しつつも、加奈子のズボンのポケットに携帯があるのに気付いてそれを取り出した。
「今、助けてあげるから」
加奈子は力なくうすら笑いを浮かべて力ない声で言った。
「騒ぎになるだけよ?私?大丈夫だよ?死んだら、あの女が待ち構えてるだけだもの。こうするのが好きなだけ。もう…何回目かなぁ…」
言葉と裏腹に加奈子の意識が再び遠のいていく。助けなきゃ、何回もやってるって何回?助けを呼ばなきゃ。あぁ、電話。番号がわからない…パニックになった舞子の指は、無意識に元夫の浩介の携帯の番号を押していた。早く出て!早く加奈子を病院に連れて行かなきゃならないんだから!
ほどなく、電話がつながった。
「加奈子ちゃん?」
不審そうな浩介の声が舞子に飛び込んできて、舞子はうろたえた。
「あ…」
思わず絶句した舞子の声に浩介はそくざに気付いた。
「舞子っ!?何かあったのか?」
「助けて…救急車…」
そこまで言うと舞子は携帯を落とし、加奈子の横に崩れ意識を失った。
無事で
ハムアリスには、怖いお話だから読まな~ないって思ってもらってもいいんですよ^^。
でもサークル作ったんですね。入ろうっと^^v
>紫草さん
元夫と別れてまだ時間たってないから(^^;、あと元夫の肉付け、登場の要望
のアドバイスに従ってw以下次コメ参照ください^^;
>トシraudさん
アドバイスに従いまして、元夫はまだお話のなかで活動するようですw
当初の予定では一話でフェードダウンしそうな予想(←今回は登場人物が
お話を私に書かせていますので^^;;;)を覆し、なんだか活躍していまするよ(^^;
私は、絶対に無理です。
全ての番号は電話帳頼み^^;
今回はブリッジかな。
舞子と加奈子。どちらが先に目覚めるのでしょうか。
元旦那さまは、どんな行動に出るのか。
楽しみです^^
すすすすすすす ててててててて ききききききき でででででででで すすすすすすす
す て き で す
す す て ききききききき で す す
すす て き で すす
す て き で す
す て きききき で す ○
今日の小説は少し怖そうですね(@_@。
ハムは本の紹介っていうサークルを作りました(^-^)後、↑「です。」をつけてみました^^
実は書いてる私も次回どうなるか、はっきりわかってません(^^;
無責任と言われそうですが、登場人物がどう動くのか、
見守っていただけると嬉しいです(←正直、次の構想が私にも
ないお話なもので(^^ゞ)
でも、すごく興味があります。